一緒に仕事をしている仲間と、打ち合わせ兼新年度決起集会を行ってきました。
名古屋出張1日目
名古屋出張と言っても、普段住んでいるのが名古屋なのでお街へ出るだけです。ミーティングや研修で次のビジョンを語ったり、やりたい構想を練ると1日では足りないだろうってことでお泊まり。
持ち物はBRIEFINGのCLASSIC CART TOTEというミニバッグ一つで。カバンの中身は別で記事にしました。
近所のバス停から栄まで一本で行けます。道中は読書でインプット。45分くらいまとまって本読める時間は貴重。
ランチミーティング
合流してまずはランチミーティングから。今回の出張はミーティングの連続です。
名古屋城築城以来続く老舗のうどん屋さん「えびすや本店」でカレーうどんをいただきました。江戸時代から受け継がれている伝統からは感じるものがあり、大して時間をかけずにチャチャっと作ったもので有名になろうなんてふざけた話だよなと思わされました。時間の重みには勝てない。
ここでは近況報告を兼ねてお互いのことを話したり、先月の売り上げについての振り返りをしたり、いやーいきなりカレーうどんとは白い服で来なくてよかったオブザイヤーですななどを会話しました。
カフェミーティング
続いてはカフェミーティングに向かいます。「西原珈琲店」で名物プリンとこだわりのコーヒーをいただきながら、家族のために働くことについて語り合いました。
子どもが大きくなるにつれて、在宅ワークはどうやって変化していくのか、そもそも在宅ワーカーのままでいいのか、もっと人に触れ人の価値を認め合うにはどうしたらいいかなどテーマは家族や仕事仲間を超えて「人」にスポットが当たっていきます。
今まとまったお金を手に入れたら何に使うか?NISAの枠を使い切ったら次は何に投資するか?これから円が弱くなっていくほど外国人観光客をターゲットに宿業やれたらやっぱりおもしろそう!など。誰に向かってお金を使うのかを意識することが大事という学びを得ました。
シーシャミーティング
続いてはシーシャミーティングです。会場はC.STANDというビルの9階にあるお店にて。ここでは主に田舎で流行るビジネスについて話し合いました。
ニコチンフリーのレモングラス味のシーシャをキメながら、新しくシーシャバーをオープンしたばかりの店長さんのお話を聞けたありがたい研修機会。
田舎でシーシャバーを始めたら流行るんじゃないか?というぼくらのアイディアに対して「多分、シーシャ=悪いことしているってイメージ持たれて村八分になって終わりですよ」とド直球な意見をくれて、見切り発車をせずに助かりました。ありがとうございました。
サウナミーティング
続いては今夜の宿「安心お宿」にチェックインしつつ、裸になってサウナミーティングです。
「サウナでミーティングなんてしたら他のお客さんに迷惑では?」と思われるかもしれませんが、それはもちろんそうなのでいわゆるミーティングはしません。ここではお互いに自分の内面と向き合って内省する時間。そして内省から得られた気づきや学びを外気浴スペースのソファにゆったりとくつろぎながら呟くようにシェアします。
会議室に集まって「会議しましょう」「おもしろい企画を出しましょう」と言っても無理がある場合には、合法的にスーツもパンツも脱いでゆったりできる空間で話すのが大事。結局人は環境に左右される生き物だからです。
ディナー:祝勝会兼今年度決起集会
脳と体に汗をかいてスッキリした後は、お寿司屋さんで過去3年間積み上げてきた仕事で得た一つの成果をねぎらい祝勝会をしつつ、次への展望を話し合います。
ここでは過去やってきたことの中で一見失敗に見えるんだけど、そのうまくいかなかった事実が実は今の自分にとっては大切な経験で、そのことに気づいたことでまた次へ行けるので結局失敗は失敗じゃないんだよねという話をしました。
ぼくの場合は、カンボジアでやったカフェや飲食店は思うような成果を得られませんでしたが、その時にどういうことを考えながらやっていて、どうしていればうまういったかもしれないのかを言語化したことで次へのヒントが見つかった気がします。今思えば相手にする人を間違えた感じ、と気づけたことが次に繋がる発見でした。
仕事ができる人がうまい寿司を食うのではなく、うまい寿司を食うといい仕事に繋がるアイディアが出ることにも気がついたので、これからもいい仕事をするためにうまい寿司を定期的に食べていきます。達成した後の自分の振る舞いのイメージが大事。
そしてまたいい仕事をした成果で、うまい寿司を食うという無限ループに突入していく。
ディナーミーティング鶏の部
うまい寿司を食べた後は、うまい鶏も食べたくなるので焼き鳥屋さんへ。
「焼鳥しげ栄本店」は、その日の朝におろした新鮮な三河鶏を使用したおいしい鶏料理がいただけます。焼き鳥、鶏のたたき、低温調理された鶏レバーなどどれも絶品でした。
ここでは、今まで3年間やってきた引きこもりの仕事(YouTube)は継続しつつも、やっぱりもっと外に向けてアクションを起こそうという決断をしました。人に会わなくても仕事はできるけど、人に会わないでいると人生に奥行きが出ないよね。
スタッフさんの中に、ベトナムから来ている方がいたのでグローバルな交流もできたことも非常に有意義な研修でした。ベトナム料理の中で何が一番好き?と聞かれて、ブンボーが好きですって言ったらとても喜んでくれました。ここでフォーって言っても普通すぎてつまらんと思ったので、即座にいい回答ができて自己満足です。
あと高城剛さんのメルマガいいよって話になって、その場で課金しました。俺もこの人みたいに毎週どこかに飛び回りたいわって言ったら「マジで?毎週移動とか絶対無理だわ…あ、でもゆーすけそういうの好きか」と言われて気がついたこと(忘れていたこと)があります。
自分の能力で最も誇れるもの、それは体力でした。昔、HPモンスターって呼ばれてたの思い出した。この体をフルに使い果たしていくぞ!ということでぼくもメルマガを始めます。あともっと動き回る!
締めのミーティング
名古屋出張1日目のラストミーティングは「麺処ぐり虎」であっさりとしているのにコク深い鶏塩ラーメンをいただきながら締めます。
この日最後の打ち合わせは、メルマガやブログをやるに当たって、どうやって効率的かつ健康的にやるかという議題。結論としては、机の前でタイピングするのはやめて歩きながら音声入力で下書きを作り、その下書きをアウトソーシングしてライターに手直してして貰えば時間もかからないし、座りっぱなしにならずどこにいてもできるよねという話。
ただぼくの場合は、ライターに仕上げてもらった文章より最後まで自分で書き切りたいので、「歩きながら音声入力で下書きを作る」ところまでは採用し、最後も自分で推敲して自分で撮った写真を添えて公開していきます。
名古屋出張2日目
2日目。朝起きてすぐ、1人でサウナに向かいました。前日のミーティング7件と2件の研修から生まれたアイディアやヒントを、自分なりに噛み砕いて言語化する時間。
「いいアイディア」というのはいくつも浮かびますが、結局のところ「自分はどうしたいのか?」を忘れるといいアイディアだったはずのものに自分の人生を苦しめられるので、根っこの部分を見失ってはいかん。
思考、感情を整理して行動と一致させていく。
モーニングミーティング
カプセルホテルの朝食会場に用意されたカレーを食べながら、この日1本目のミーティングをしました。朝カレーは最高。
カレーってなんでこんなに廃れないんだろうなって話からちょっとアレンジを効かせただけでオリジナルになる、流行るには流行る理由がある、こだわり抜いた自己満カレーは案外ハードル高くてウケないみたいな仮説を立てました。
いや、むしろこだわりすぎたカレーがウケなかったのは経験則。
インプットタイム:推しの子
食後は一旦各自の業務へ。
ぼくは先ほどモーニング中に出た「流行るには流行る理由がある」という言葉が気になって、ラウンジ内にあった「推しの子」という漫画が目に止まりました。無意識すごい。
ただのオタク漫画だという思い込みと先入観で遠ざけていましたが、流行るには流行る理由がある。その言葉が頭の中で止まらない。なるほど。確かにおもしろい。言葉がいちいち深い。
なのにわかりやすい。その場でポチってKindleに流し入れました。
アウトプットタイム:音声入力テストウォーキング
インプットしたらアウトプット。入れたら出す。これが自然界の摂理です。
前日浮かんだアイディアの一つ、「歩きながら音声入力で文章の下書きを作る」を実践するためにホテルの外へ出てウォーキングをしながら音声入力のテスト。
とりあえずiPhoneのメモアプリを使ってみましたが、音声を拾って文章化する能力が高い。ほとんど誤字脱字なく数十分歩いただけでかなりの文字数を生み出せます。これは効率いい。
そうやって生まれたのがこの記事です。今後も積極的に音声入力を使っていきます。
ただ2つ欠点があって、歩きながら1人でブツブツやっていると怪しいので人通りの少ない道をゆったり散歩しながらやるのが良さそう。もう一つは口元にスマホを持ったまま歩くのもちょっと見た目が良くなくてなんとかしたい。
ランチミーティング
1泊2日の出張もいよいよ大詰め。ラストミーティングは「古式蕎麦 玄水」というお店へ。カウンターしかないお蕎麦屋さんで、いろんな種類のお蕎麦が楽しめます。
ここでの議題は、普段触れているもので人は変わるという話。こういう敷居の高そうなお店で食事をしている人たちの雰囲気は、どこかデキる人の空気感を纏っています。そしてそれはお店の人からも。自分も一つ一つの所作や言葉が美しい人になりたい。
そのためには普段からテキトーな雰囲気の店で食事したりや量産された薄い情報サイトで流し読み済ませないことが重要そう。
何を体に入れるのか、誰とどんなことをするのかをもっと大事にしていきたい。こういうお店でスマートな振る舞いができる大人になれるように頑張りましょうって話を、かつては磯丸水産とか鳥貴族とかカラ鉄で泥酔していた仲間と語り合ってそれぞれ帰路につきました。
名古屋出張まとめ
そんな感じで1泊2日の中に全9件のミーティングと2件の研修が盛り込まれた今回の出張でしたが、全てが有意義で価値のある時間でした。
一回も「早く終わらないかな」って感じるミーティングがなかったので、こういう仕事をこれからもしていきたい。そして、もっといい仕事をするために、もっと日々の生活を大事にしていきたいと強く思いました。
- 好きな人と笑ってメシを食う
- 好きな時に好きな場所で好きなことをする
という人生の指針を大切に、今年度も楽しくやっていきます。
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