誰も注意してくれない時代をどう生きるのか

体育教師のホイッスル

最近体育の非常勤講師をしていて思うのは、誰も注意してくれない時代を生きるのは大変だろうなということ。

こういう書き方をすると「先生なのになぜ注意しないんだ」と言われるかもしれないですが、先生はしたくてもできないというのが現場を見ていて感じる現状。

もちろんですが、全く注意しないわけでもないです。危ない場面は止めたりする。

だけど不必要に介入はしようとしない人も多数。

なぜならちょっと言うだけでハラスメントやブラックなど言われるからです。

生徒のためを思って伝えても相手が傷ついたと言えば負けます。

どれだけ正しかったとしても、言った者が損をする時代。

会社とかでも同じだと思います。

若手社員に注意しにくい時代。

以前イチローさんもトヨタの新入社員向け動画で言っていましたが、教える側の立場が弱くなっている。

自分はどうするか

この現状を踏まえて自分はどうするか?と考えたら、答えは決まっていました。

嫌われようがウザがられようが伝えておきたいことは伝える。

今わからなくてもいいけど、伝えられるのは今しかないからです。

響くかどうかは別として、伝えたら何かが動き出します。

伝えないと何も動かない。

誰かが言わないといけないことを言わないでいたら、世の中はどんどんおかしな方向へいってしまう。

そんなおかしな世の中を作った大人になりたくはない。

伝える上で注意したいこと

伝えるにあたっては言い方と期待をしないことが大事。

言い方は当たり前ですが怒鳴ったり、脅したり、押し付ける必要はなし。

怒ってます感も出さずに、事実を伝える。

期待しないこととは、伝えた後の変化が起きなくてもそれでよし。

むしろ期待とはこちらの意図通りの反応なので、「こうしとけば先生喜ぶっしょ」的な上っ面な態度を生み出しかねない。

それでは本質的変化とはいえない。

即効性を求めず見守っていき、危ない時はしっかり警鐘を鳴らす。

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