Yusuke Kitagawa
ブログ・動画編集・コーチングを生業に、時間や場所に縛られず好きなことをしています。 このブログはAIなどを使わず、自分が体験したことを自分の言葉と写真でシェアする雑記ブログです。 記事を読んで感じるものがあった人、現状を変えたい人、大きな変化をもたらしたい人はぜひお話しましょう!

カンボジア小学校建設費用ぶっちゃけいくらかかったか全額公開する

2014〜2016年の3年間に渡って繰り広げられたカンボジアの小学校建設プロジェクト。

「ぶっちゃけいくらかかったのさ?」なんて質問用に、3年間で費やした費用をまとめてみました。

ぼくがカンボジアに学校を建設するって決めた時、「大枠でいくらくらい」みたいな情報を持っている人はいましたが、結局何にいくら必要なのかって情報はなかった。

探しているものは全然ネットにはなかった。

なので書きました。

今後、カンボジアやその他の国で学校建設を考えている方々への参考になりましたら幸いです。

※この記事では、カンボジアの小学校建設にかかった費用についてまとめています。
始まりから現在に至る全ての活動を網羅的にまとめた記事は以下をご覧ください。
カンボジア小学校建設の活動の始まりから開校後までの全て

カンボジアに建設した小学校に関する費用のまとめ

何にいくらかかったか詳細を見て行きましょう。

校舎 $28,500

カンボジア・みらいスクール

メインの小学校建設費用です。

7×8mの教室が3教室、2×24mの通路という設計になっています。

資材費や大工さんの労働費込みの値段です。

(2016年3月19日工事終了)

トイレ $2,000

カンボジアの小学校に建設したトイレ

男女一部屋ずつのトイレを設置しました。

こちらも資材費や大工さんの労働費込みです。

(2016年8月18日工事終了)

貯水タンク $470

トイレに併設して貯水タンクを設置しました。

こちらも資材費や大工さんの労働費込みです。

(2016年8月18日工事終了)

カンボジアの小学校に建設したトイレ

井戸 $1,470(5つ分)

これまで合計5基の井戸を掘りました。

こちらも資材費や大工さんの労働費込みです。

1号機 2014年2月

カンボジアで初めて掘った井戸

ロンデン村に初めて掘った井戸。

2号機 2014年10月

大学時代の友人将太が来てくれました。

3号機 2014年10月

この時は一気に3個の井戸を掘りました。

4号機 2014年10月

親戚やこの時よく遊んでいた仲間たちが協賛してくれたおかげで掘れました。

5号機 2015年8月(静岡県立佐久間高等学校寄贈)

佐久間高校との協力で堀田カンボジアの井戸

静岡県立佐久間高校の生徒会中心となって、文化祭で行った募金活動のお金をお預かりして井戸を掘りました。

5号機の佐久間井戸改修 2017年8月

そして、その2年後。

募金をしてくれた佐久間高校のOBたちが、壊れてしまった井戸を自分たちの手で直しにきてくれました。

道 $0

雨季になると冠水する通学路

村の一本道から学校建設予定地まで道がなかったのでハンドメイドしました。

ハンドメイドなのでタダです。

手作りしたカンボジアの道

(2015年4月完成)

黒板 $150($25×6枚)

黒板、机椅子は組田様、酒井様が中心となってご寄付をいただきました。

各教室の前後に設置しました。

机・椅子(生徒用) $2,400($40×60セット)

生徒用の机と椅子

2人がけの机椅子のセットを、各教室に20セット搬入しました。

カンボジアの小学校に届いた机と椅子

机椅子(教師用) $150($50×3セット)

教師用の机と椅子

各教室に1セットずつ搬入しました。

机・椅子・黒板をめぐっては、トイレ建設を手伝ってくれた悠が周囲の皆様へ呼びかけをしていただき支援金が集まりました。組田様からいただいたお金と合わせて、余剰分は今後必要なものが出た際に学校のために使わせていただきました。

机・椅子(屋外用) $600

学校建設中にしゅういちが憩いの場を作りたいということで、こちらも仲間に呼びかけていただき、屋外用の机椅子を設置しました。

背もたれには、ご支援くださったしゅういちの仲間達のお名前入り(しゅういち自ら書きました)です。

$150×4セット

本棚・ロッカー $315

開校式に参加していただいた皆様のご厚意によって、開校記念品として本棚とロッカーを買っていただきました。

本棚は各教室に1個ずつ、ロッカーは文房具などを保管しておくために鍵付きのものを真ん中の教室(ほし)に設置しました。

本棚$45×3セット、ロッカー$180

カンボジアに建設した小学校の開校式(2016.10.29) $859

カンボジアの小学校の開校式

2016年10月29日に行われた開校式の費用です。

村人、日本人参加者合わせて約270名ほどが参加。

皆様にお世話になりすぎているので、感謝の気持ちを込めて、ポケットマネーでお支払いさせていただきました。

10万円くらいで270人で笑ってご飯食べられたら最高ですね。

内訳は以下です。

テント、机椅子など $162

運動会とかで見かけるようなテントを校庭に張って、食事用の椅子と机を並べました。

音響 $30

カンボジアの小学校開校式でスピーチする様子

スピーカーやマイクなど、セレモニーで必要な音響を揃えました。

食費 $199(BBQ用野菜、焼きそば、ジュース、氷、調味料など)

トゥクトゥクで食材の買い出し

270人分の買い出し。

食費(外注分) $213(ご協力元:OHANA YOKOHAMA FLAT けんちゃんスイーツ)

カンボジアのシェムリアップでお店をやっている日本人達から、ケータリングという形で購入。

YOKOHAMAのげんちゃん、OHANAのじゅんちゃんは当日学校まで来て調理もしてくれました。

食費(豚一頭) $130

人生で初めて豚を一頭買いました。

ちなみにこうやって運ばれて来ます。

皿、コップ、スプーン、フォークなど $45

食事をするための使い捨てのコップや紙皿など。

通訳 $80(4名)

破格です。「ユスケがカンボジアの子ども達のためにやってくれたことだから」と、英語が話せるカンボジア人4名が1日$20で協力してくれました。

通訳が本職ではなく英語が話せるトゥクトゥクドライバーですが、調理などの準備も一緒にやてくれて感謝。

海外で活動するなら第二外国語まで習得できるといいですが、まずはやっぱり英語力を身に付けておくべきだと思いました。

クメール語の石板

協賛品

いつもお世話になっているThe City Premium Guest House(@city_guesthouse)からは水600本のご提供をいただきました。

カンボジアの小学校建設に関する総額 $36,914

円高・円安の影響もあると思いますが、大体日本円で400万円くらい。

校舎建設の時点(2015年10月〜2016年3月頃)では$1=125円ほどでした。

費用に関しては高い・安いの話がしたいのではないです。

カンボジアにいるとすぐ高い安いの話になるのですが…自分が納得して支払えるかだと思います。

安く叩けばもっと安くなるのかもしれませんが、それによって質も下がってしまっては元も子もないです。

もっとお得にやっている人もいれば、もっとかかっている人もいると思います。

あと、書いていませんがこれ以外に現地での滞在費や、交通費、ガイド(通訳)を雇えばガイド代もかかってきます。

ぼくはバイクを買ったので、そのお金と維持費もかかります。

手続きとかの代行サービスに頼むともっとかかるかもしれませんね。

それから都心と田舎では価格も少し変わってきます。

もちろん都心の方がものは揃いやすいですが配送料がかかったり、田舎の方だと取り寄せるのに注文してから時間かかるとかってこともありました。

カンボジアの小学校建設でその他にご協力いただいたもの

実はここにも書ききれないものがいくつもあります。

ゴミ箱

学校建設中にゴミをポイポイ捨てるカンボジア人を見かねて、しゅういち・まいこがゴミ箱買ってくれたゴミ箱。

トング、ちりとり

ゴミ拾うのに前田さんが買ってくれた掃除用品。

サッカーゴールネット

サッカーゴールは颯太と翼が買ってくれたもの。

サッカーボール

サッカーボールはメグが買ってくれたもの。

バレーボールネット

バレーボールネットは静岡県立浜名高等学校バレーボール部からいただいたもの。

植物

学校に吊るされてる植物はまいこが買ってくれたもの。

室内に飾ってる絵はソチアたちサーカスメンバーからの贈り物。

文房具(記念品として配布)

開校式に行けないからと、勇太が大人買いしてくれたノート。

こうやってみると、多くの人に支えられてきたことを再度実感します。

まとめ

さて、ぶっちゃけいくらかかったの?ってことで、学校建設に関する費用をまとめてみました。

実際、多くの方の支えの元に成り立っているので、隠すものでもないしオープンにできるお金の使い方をこれからもしたいですね。

そして、途中も書いたように、物価が安い国にいるとすぐ値下げすることを考えたりする人もいるようですが、そもそも支払いは自分が納得できればいいのだと思います。

なので、この金額を見てどう思うかは、見た人次第です。

この値段より安くやったからいいとか、高かったからダメとかないです。

最近ぼくは、カンボジア人に何か仕事を依頼したら、値段交渉をせずに言われた金額を支払うようにしています。

むしろ「いくら?」って聞くと「Up to you」って言われることが多いです。

もしかしたら、ぼくと彼らの信頼の中でこそ成り立つことなのかもしれません。

たまに「いらない」とも言われます。

東南アジアは「ぼったくられる」ってイメージが強い人多いかもしれませんが、そういう人もいるってだけのことです。

日本だってぼったくりはいますしね。

それは事実の一つであって全部ではないです。

今後この記事が、同じように「学校を建てる」という行動を起こす人たちの参考になったら嬉しいです。

それから、どうせ誰かのために時間もお金も使うなら、こういう情報をもっといろんな団体がクリアにしていった方が、後々何かをしようと思っている人たちへの情報としてはかなり有益だと思います。

ぼくも書ききれていない部分あるかもしれませんが、なるべく出し切りました。

お金の流れが明確なことが、このような活動に身を置く一人としては一番信用得られるのかもしれないです。

そんな感じで。

カンボジア小学校建設関連

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