娘が生まれて半年。人によってはハーフバースデーで何かやったりします。
個人的には特にこれといったイベントも考えていなかったのですが、奥さんの口からは「温泉旅行に行きたい」。天才ですか?行きましょう。絶対行きましょう。
ハーフバースデー旅行1日目
自宅で授乳をしたり、大人のお昼ご飯を食べたり、娘のオムツを変えたりして13時すぎに出発。行きがけはあまり天気が良くなくて、途中雨が降ったりやんだり。
桜が満開の場所があったり、菜の花が咲き乱れていたりして春を感じながら車を走らせます。
高速道路は使わずずっと下道で来たので、1時時間半ほどで到着。Googleマップが幹線道路を選ばず、広域農道をクネクネ走らされて少しイライラしてしまった。もう少し普通に走らせてくれないもんか…。何かおすすめの設定ありますか?
気を取り直して、本日の旅館です。南知多のTHE BEACH KUROTAKEというところ。奥さんがこの日のために見つけてくれました。
本日は501の部屋に泊まります。最上階に2部屋だけある特別なお部屋です。ここしか空いていませんでしたが、希望の部屋だったのでウルトララッキー!
この部屋を希望した理由は、専用の露天風呂付きだったため。しかもこのお湯も源泉掛け流しです。贅沢。
到着してすぐ、奥さんが娘の授乳をしてくれたので、その間に先に大浴場の偵察に行きます。
宿のおすすめの過ごし方に、人が少ないチェックインのすぐ後に大浴場を楽しみ、その後部屋風呂を楽しむという流れがあったのでそのようにしました。
大浴場は一階。
誰もいない隙を見計らって失礼します。内風呂。
外風呂。外から丸見えで開放的な気分を味わえます。
その後、奥さんにも大浴場へ行ってもらいました。
奥さんが部屋に戻ってきたら、娘と一緒に入ります。ウチの子、お風呂が大好きらしいので温泉も一緒に楽しめます。
オムツの取れていない子どもは入れない大浴場もあったりするので、今回は部屋風呂付きの部屋を探しましたが、THE BEACH KUROTAKEの大浴場にはベビーベッドやバンボ、バスチェアなどが置いてあったので、一緒に入れる模様。嬉しいですね。
家族風呂も満喫しました。この旅では、これがやりたかった。
その後、娘を一旦あげてゴロンとさせたら1人遊び始めてそのまま寝てくれたので、奥さんと2人で「来れてよかったね」「また来たいね」と来たばかりとは思えない会話で、海を見ながら温まるなどしました。
17時半から夕食へ。海の見える個室へ通してもらいました。ここでもベビーチェアが用意されており心配りがありがたい。
娘、ハーフバースデーおめでとう。奥さん、母半年間お疲れ様。いつもありがとう。ノンアルコールビールで乾杯。
本日のお献立です。アガる。
着席する前から置かれていた器。「こちらでお開けするので、絶対手を触れないでください」と言われてウズウズしていたら、徐にチャッカマンが登場。
FIRE!!!!!
うおおおおおお!
中から登場したのがこちら。前菜に「遊び心」って書いてありましたが、遊びすぎだろう!火遊び好きなのでテンション上がりました。
食前酒もノンアルコール・モクテル。梅酒風。さっぱりとしていてうまい。
こちらはしゃぶしゃぶ。中でアサリが待機中。
内海産ワカメ、九条ネギ、赤蒟蒻も一緒にしゃぶしゃぶします。
「こちらは料理長からのサービスです」と出てきたのは、献立には載っていないカンパチのカマの塩焼き。カマ大好き人間なので普通に嬉しい。身が柔らかく塩加減も絶妙。取れ高も多くてうまい。
お刺身。その日の市場での仕入れ次第で中身が変わるらしい。新鮮で旬なものだけをその日のうちに。
全部2人分ずつ別皿で乗っているのかと思ったら、青のりは1皿しかなくて1人で平らげてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
料理長が登場。朝〆鯛をその場で切って炙ってくれます。物腰柔らかくて、料理で人を喜ばせるのが本当好きなんだろうなって感じが滲み出たお人柄でした。
引き締まった身と厚い切り口がステーキみたいでした。
続いて出てきたのは、知多牛の食べ比べ。本物のクワを火にかけてその上で焼くという野性味溢れたスタイル。今までのお上品な雰囲気からのギャップがすごい。
牛脂で鉄板全体に油を引き延ばします。この牛脂も食べられます。
柔らかくて最高でした。今まで食べてきたブランド肉は、脂身が強くて胃もたれするのが多かったのですがこちらはペロッと食べきれます。
腹が膨れてきたけど、何か飲みたいのでノンアルコールビールからノンアルコール梅酒ロックへ。食前酒でも出てきたやつです。ほぼ梅酒なのに、甘ったるくなくてうまい。
鰆のあんかけ。そら豆や菜の花などが添えられており、彩りがキレイ。
ご飯ものは鯛の雑炊。
一緒に出てきたお漬物は牛蒡でした。いい塩梅。
食事は以上になりまして、デザートはホテルロビーに用意されたビュッフェスタイルをお楽しみくださいとのことでした。
こちらがビュッフェ会場。
アイスはキッチン前でスタッフさんにお願いするとよそってくれます。味はよもぎと桜。香川県名物のおいりが乗っています。
甘美な物を食べるとコーヒーが飲みたくなり、いつもは1日2杯と決めていますがこの日は3杯目をこの時間に飲んでしまいました。お腹が落ち着いたら再び部屋でお湯に浸かるので、温泉成分がキマれば普通に寝落ちするでしょう。
部屋の和室でこの日最後の授乳まで娘と遊んだり、奥さんとお話したり、交代で部屋風呂を満喫したりしながら楽しみました。
ハーフバースデー旅行2日目
翌朝。5時に起きて朝風呂。部屋風呂が良すぎて早起きもできてしまう。ここに住みたい。
部屋の冷凍庫にあったフリーのLady Borden。昨晩、デザートビュッフェを欲張りすぎて行きつかなかったので早朝にいただきます。寝起きのアイスクリームは血糖値が爆上がりしました。
まだ娘が寝ており、奥さんがお風呂を楽しんでいる間に朝活をします。
7時半に朝食会場へ。昨日と同じ個室。
窯炊きのご飯。おかわり必至。
朝食は知多牛のしゃぶしゃぶです。用意されているのはこれだけで、あとは厨房の前まで好きなものを取りに行くバイキングスタイル。
厨房前。
しゃぶしゃぶ用の野菜。
体に良さそうな副菜たち。
料理長に声をかけられ「マグロのハムもよかったらいかがですか?」とのことでしたのでいただきました。
部屋に戻ったら置かれていたとろ鯖。
朝からモリモリ食べたい人なので嬉しい。
しゃぶしゃぶはこんな感じで。
再びやってきた料理長からのお気持ち。カンパチの粗煮。ちょっと待って聞いてないと焦りながら、白ごはんを平らげます。
昨日のカマ同様、食べるところがいっぱいあってしゃぶり尽くしました。
普段から朝食にパンを食べることはなく、なおさらこういう雰囲気の旅館なら圧倒的に和食なはずですが、置かれていたパンがワッフルとクロワッサン。好きなパン1,2位を争う存在がいたら争うことはできません。
締めのフルーツ。パイナップルが甘くておいしかったです。
部屋に戻った後はコーヒー飲んだり、娘と遊んだり、時間の許す限りお風呂に入ったり。お風呂の湯温が最高すぎて、ずっと入っていられます。
チェックアウトした後は豊浜漁港へ。ここで今夜のおかずを買って帰る作戦。
その前に車内に漂う香ばしい香りと清々しい娘の表情。ベッドキットの上でオムツ交換と授乳もしてしまう作戦が先でした。
貝祭り。天国かここは。
干物。備蓄に最適だよね。
エビ。そのまま網に乗せてBBQしよう。頭は味噌汁に入れたい。
規格外のイカ。村の人たち全員呼んでパーティーだ。
選ばれたのは活け締めのシマアジ。奥さんが刺身で食べるのに一番好きな魚です。
その場で捌いてくれます。
唐突に置かれたのはまだ動いているシマアジの心臓。「そのままイケるから食べてみ」と捌いているお兄さん。コリッとプチッの間の食感。動いている心臓の踊り食いは初体験でした。
あとひじきを買って市場を後にしました。
続いてやってきたのは大きなエビフライで有名なまるは食堂本館。
割り箸サイズのエビフライ。
ランチメニュー。刺身定食にしました。盛りだくさん。
こちらは奥さんが選んだヒラメ丼。こんなにヒラメをまとめて食べたのは初めて。
朝、昼と食べすぎて思考が働かない…
ランチ後はコンビニでコーヒーを買ってのんびり帰路につきます。
ニトリで注文していた奥さんの部屋の棚が入荷したので、それを受け取りつつ自宅へ。
夕食は自宅で、朝買ったシマアジの刺身を贅沢にいただいました。身の締まりが残っていて、最高にうまい。夫婦揃ってこういう魚の刺身が大好きなんですよね。豊浜漁港へ通いたい。なんなら近くに住みたいなど話しました。
翌日は漬け丼と残った部位であら煮にして食べ尽くし。
食後は娘を寝かせて、GTOリバイバル。リビングに取り付けたAladdin X2 Plusのおかげで大画面で楽しめます。
まとめ
そんな感じで娘のハーフバースデーにあやかって、親がいい思いさせてもらった今回の旅行。おいしい海鮮物を食べ尽くし、快適な部屋風呂でくつろぎ、英気を養いました。
育児に限らず、これからも生きているといろんなことがあると思いますが、「何があっても家族みんなで楽しく生きていく」というモットーを崩さず、みんなで最高の人生を生きていこうと思います。
今回宿泊した旅館「THE BEACH KUROTAKE」は本当最高で、我々も気に入ってしまい毎年訪れたい場所に決定しました。おすすめです。
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