2015年11月27日/建設8日目
昨日早く寝たのに、タイまでバイクで往復してヘトヘト。
まぶたが2トンくらいあるように感じながらブログを書いています。
カンボジアの電気のない村での生活【昨夜の様子】
電気のない村の夜は早い。
昨日は、就寝が19時半という村ならではの早さで即寝。
疲れが溜まっていたのか、ぼくも完全に朝まで熟睡。と思いきや。
「うわあ、めっちゃよく寝た！！！」
って目覚めたら深夜12時。
どうすりゃいいんだ、残り7時間…。
そして…。
蚊帳を張って寝たのに、なぜか蚊に刺されてる。もしくはダニ。
痒い！！！
そんな東南アジアの虫対策にはこれが超効きます。
以前、井戸掘りを手伝いに来てくれた大学野球の先輩が使っていて効果抜群だった虫除けジェル。
こいつが枕元にいてくれたおかげで、手足に塗りたくった後は熟睡できました。
ポチップ
二度寝して起きたら6時。
「今日もスッキリ目覚めたぜい！」
って思いながらもう一回目閉じてみたら7時半だった。
三度寝野郎です。
慌てて飛び起き、村のママさんが用意してくれた朝飯をチャチャっと食って8時に村を出た。
陸路でタイへ向かう途中にカンボジアで人気のしばふの人が…
今日目指すは、カンボジアとタイの国境にあるポイペトという街。
国道6号線をひたすら走って、国境の町ポイペトへGO。
ロンデン村から1時間走った辺りで、シソポンという街に到着。
ガソリンを補給しつつ休憩していると、何やらイカついライダーがフラフラ〜っと近寄ってきた。
やばい！！！！！！！！襲われる！！！！！？？
って思ったら。
あれ？野池さん！！
野池さんは シェムリアップでカフェGrren on Peaceを経営しているカンボジア在住者！
Twitter：カンボジアのしばふカフェ（Grren On Peace）
（追記）現在は閉店、日本に帰国され、ますますピースフルな日々を過ごしてます。
「お〜！やっぱゆーすけやんな〜！」
って言いながらまさかのこんなところで再会。
シソポンから残り50キロを二人でツーリング。
国境手前で別れて、ぼくは一度カンボジアから出国。
野池さんは何しにポイペトまで来たのでしょうか。
謎は深まるばかりです…。
カンボジアからタイへ、タイからカンボジアへ陸路で
今日でビザ切れるのすっかり忘れていて、数日前に突如決めた今回のビザラン。
カンボジアを出国してタイに入国して、ここまではいいんです。
緊張したのは、タイに入国してからのこと。
通常タイの町へ抜けていく入国者のルートから、急にぼくだけ外れてタイの出国ルートへ。
「さっき入国したばかりでもう出国できるんかな〜？」
「出国できたとしてもカンボジアに入国できるかな〜？」
って、正直ビビりまくってました。
国境あるある？怪しい勧誘
途中、話かけてきたヤツが「どこまで行くんだ？バンコクか？バスのチケット持ってるか？」って言うからカンボジアに帰るって伝えた。
「よし！俺がビザを手配してやる」って言うから「持ってる」って答えた。
ボーダーはこういう商売が多い。
代行して正規の値段よりふっかけてこようとする人たち。
ぼくは2年のマルチビザ（2年以内なら30日間の滞在が何度でもできる）を持っているので、カンボジアへの再入国にあたってビザを申請する必要は無い。
「カンボジアはどこまで帰るんだ？」って言うから「シェムリアップ」って答えた。
「バスチケットは持っているか？」って言うから「バイクを持ってる」って鍵を見せて答えた。
なす術をなくした彼は悲しそうに去っていった。
一生懸命営業かけて来たのにごめんね。
カンボジア出国手続きと、タイ入国手続きはすごい空いてたので超スムーズにタイ側のアランヤプラテートという街へ。
多分、バスとかでやって来る旅行者と出入国の時間が重ならなかったのが空いていた原因かな。
帰りのタイ出国は相変わらずのマイペースタイ人のおかげでちょっと時間かかったけど、手続きもすんなり。
怪しまれることなく出国からの無事カンボジア再入国。
カンボジア国境の町ポイペトからの帰りカンボジアの鉄道を発見
同じカンボジアでも、ポイペトにはトゥクトゥクが全然いない。
バイタクばかり。
そしてちょっと臭い…気がする。
ここでもシェムリアップ行きのバスやらタクシーやらおすすめしてくる人がたくさんいた。
一人どうしても話のわからん野郎がずっと着いてきた。ずっと営業して来る。
無視してバイクの場所まで戻ってまたがったら、ようやく理解したらしく彼もまた悲しい顔をして去っていった。
ロンデン村を8時に出発して10時過ぎにポイペト到着。
もろもろ手続き終わって11時半にはカンボジアへ再入国。
まだお腹減ってなかったので、少し戻ってシソポンでご飯食べようかなってバイクを走らせた。
途中、今は使われていないカンボジアの鉄道の線路を発見。
「これは珍しい！」って思ったけど、別に線路の写真自体は、カンボジア感が無いことを撮ってから気付いた。日本の田舎で撮っても同じ感じになりそう。日本だと線路に立ち入ったら怒られるけど。
（追記）2019年、ポイペトと首都プノンペンを結ぶ鉄道が再開しました。
シソポン戻ったら戻ったで、ここまで来たんだからもうちょい走ろうってなって結局村まで帰った。
学校建設はちゃんと進んでいて25か所の穴の中18か所の土台の基礎ができていた。
でも、大工さんの姿はそこにはなかった。
「おい！」と思った。
待ちに待った仲間の合流
今日は大学時代の友人将太と将太の仲間の小林さんが合流。
将太が、モバイルプリンタのインクと写真用紙を差し入れしてくれました！
L版800枚、2L版200枚！！！インクいっぱい！！！ありがとう！！！
明日から、この2人が呼びかけて集まってくれた日本人5人も合流して明後日からホームステイしながら学校建てます！
賑やかになって楽しそう！
（追記）この記事は2015年当時の情報です。2016年12月31日から、ビザを取得せず陸路でタイへ入国できる回数が年2回までに制限されました。
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