出かける度に、パッキング内容を写真に撮ってブログ記事にしています。
その時の持ち物が、当時の自分の状況を表しているので、後の振り返りに有益だからです。
持ち物の奥に隠れた自分の本音に気がつくことができます。
カバンの中身にはあなたの無意識が詰まっている
持ち物は人を表すと言いますが、その通りです。
なぜなら、持ち物は勝手にカバンの中に入らないからです。
持ち主が、意図的にカバンに入れています。
意識的にしても無意識的にしても、それは持ち主の意思です。
意思が持ち物として表現され、物から読み取れる心境があります。
出かける度に持ち物を記録しておくというのは、未来の自分へのヒントを残すことになります。
カバンの中身を見るとどうありたいのかがよくわかる
物を多く持ち歩いている時はあれもこれもと欲張っている時。やることも考えることも多く、焦っていたりイライラしやすかったりします。物が多いとカバンも重たいので疲れやすく、思考力が下がったりストレスを感じたりして悪循環。
一方で持ち物が少ない時はやることが明確です。いろんな状況に対応しようとするよりも、潔くやらないことを決めているので、やるべきことに集中できます。結果、集中力高く取り組めるので質も上がる。
少なければいいということが言いたいわけではなく、自分にとって本当に必要な物を見極められているかが大事。「あったらいいな」はいつか「なければよかった」になるかもしれません。
理由もなく持っているものが、実は自分を苦しめているかもしれないのです。逆に持ち物から自分の心理状況に気付くこともできるので、持ち物の見直しは現状改善の糸口にもなります。
毎日カバンの中身を見返していますか?
あなたは毎日、カバンの中身を見返していますか?
ぼくは外出先から戻ったら、必ず全ての持ち物を出して振り返りをしながら空にします。
これをやらないと、必要だと思って持ったのに実際は使っていないにも関わらず、次回以降も持っていることが当たり前になってしまい、不要な物をいくつも抱えることが普通になります。
それは無駄だし、疲れます。やめたい。
少し先の自分のためにも、持ったものを使ったかどうか確認しながら、感謝をして元あった場所に戻す。そして必要な時にまたカバンに入れる。
この繰り返しが、自分にとって本当に必要な物を見極める有効な方法です。
カバンの中身を見る=自分の心を客観視
わかっているつもりでわかっていないのが自分の心。
いつか使うかもしれないから、ではなく、なぜこれを持ったのか?本当に今日必要だったのか?を確認しながら物と向き合うことは、自分の心と向き合うことだったりするのかもしれません。
物を見返していくうちに、必要だと思っていたけど本当は必要なかった物以外のことも手放していけたらいいですね。見栄とかプライドとか変なこだわりとか偏見とか。
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