成田空港のカプセルホテル9hは早朝出発や深夜到着の際におすすめ

内容を一部修正しました(2025.5)

成田空港から早朝のフライトで旅立つ予定だったので、朝一東京駅から行ったらチェックインに間に合わない。

ということで今回は、成田空港内にある24時間OPENのカプセルホテル9h(ナインアワーズ)に前泊したので紹介します。

成田空港のカプセルホテル9hの料金と利用方法

成田空港9hの料金やチェックイン時間表

利用可能時間と料金です。

9hは24時間OPENですが宿泊、仮眠、シャワーによって利用可能時間が異なります。

また連泊の場合も、館内清掃時間は一度外へ出なくてはいけません。

予約は公式サイトがお得

初めて利用した2016年4月は宿泊費最安値が4,900円〜でしたが、2025年現在は公式サイトから会員の早割予約事前決済が最安値ですが、それでも5,600円ほど。

仮眠とシャワーは料金変更ありません。

プライオリティパスでも利用できる

空港ラウンジを利用できるプライオリティパスですが、9hでも利用できます。

無料でシャワーを利用できたり、カプセルベッドも無料で最大5時間利用可能なので、仮眠を取ること可能。

5時間以上の滞在や18時以降の滞在には、通常の宿泊料金から3,400円(税込)の割引が適用されます。

ただし、事前予約はできないので空室がある場合のみ利用が可能です。

成田空港の9hへの行き方

成田空港第2ターミナルの入り口

成田空港の9hは、第2ターミナルに直結した第2駐車場ビル地下1階にあります。

そこまでの道のりが複雑なので、写真付きで紹介します。

成田空港のターミナルバス

成田空港はとても広いですが、ターミナル間は無料のバスが出ているので翌日の出発ターミナルが違っても安心です。

成田空港内

看板が出ているので、基本的には頭上の案内を見ていけばOKですが、第2ターミナル直結の駐車場ビルは南北に1本ずつあるので南棟を目指します。まずは第2ターミナルの2階へ。

成田空港のちばぎんの看板

2階に着いたら最初の目印はちばぎんです。

動く歩道

千葉銀を左手に見ながら進むと動く歩道があります。

下りエスカレーター

その先のエスカレータを降りて地下一階に向かいます。

スーツケースを乗せたカートはこの先へは持って行けません。

成田空港1階

一階に降りました。もう一個下へ。

エスカレーター

このエスカレーターを降りたらもうすぐそこです。

成田空港9hの外観

ありました。無事に9h到着です。

成田空港の9hに宿泊してきたので実際のレビュー

成田空港9hの利用手順

9h館内での一連の流れを予習しておきましょう。

  • チェックインして
  • 身支度を整えて
  • シャワーを浴びて
  • カプセルで寝て
  • チェックアウト

ちなみに9hの名前の由来はシャワーなどに1時間、睡眠に7時間、身支度に1時間の合計9時間で9h。

一般的にホテルの滞在時間は9〜10時間ほどと言われていて、7時間の睡眠と前後1時間ずつの身支度や休憩を加えた宿泊概念をホテル名にしているらしい。

成田空港9hの男性フロア入り口

チェックイン後は、男女それぞれ左右に分かれます。

男女が交わることのないシステムなので、カプセルホテルに抵抗の女性も安心して利用可能。

女子禁制のこの扉の奥には、学生時代の合宿所のような光景が待っているのか?とドキドキしながら扉を開けました。

成田空港9hのロッカー

広々としたロッカールーム。非常に清潔です。ジムにでも来たかなって感じ。

成田空港9hのロッカー内

各自割り振られたロッカールーム内に荷物を入れます。

上段にはハンガーが用意されていました。ちょっと見にくいですが、上と下を仕切る棚の一部が空洞になっているので、ロングコートなどを着ている人も折り曲げずに保管できます。

こういった細かな気配りが日本ぽい。

下段は75LのGREGORYバルトロを入れてもこんな感じ。大きめのスーツケース持っている人も余裕です。

ロッカーサイズは幅36cm、奥行57cm、高さは上段が84cmで下段90cmです。

ロッカーに入りきらない荷物は、空港内の手荷物一時預かり所に預けることができます。

成田空港9hで借りられる一式

チェックイン時に渡されたカバンの中身です。

タオル大小1枚ずつ、歯ブラシ、スリッパ、寝巻きが入っています。

成田空港9hのフロアガイド

必要なものを持って先に進みます。

ロッカーから先は土足禁止なので、渡されたカバンの中のスリッパに履き替えます。

成田空港9hの洗面台

洗面台とトイレ。めちゃ清潔だし数も多いので渋滞しなそう。

成田空港9hのトイレ

洗面台の後ろにはトイレ。こちらも綺麗で最高です。

成田空港9hの案内図

更に進むとシャワールームがあります。

成田空港9hのシャワールーム

かなり数があるので競合は低そう。

9h系列はこれまで6回利用しましたが、待ったことはありません。

成田空港9hのシャワー個室内

バスルームの個室内。

ちゃんと脱衣所もあるのでゆったり利用できます。

成田空港9hの備え付けシャンプー類

シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備え付け。

シャワーの水圧も強くて感動。

成田空港9hのバスタオル回収ボックス

バスルームから洗面台の方へ戻る途中に、バスタオル回収ボックスがあります。

使い終わった余分なもの持ち歩かなくていいから好き。

成田空港9hのカプセルエリア

いよいよベッドルームです。

ロッカールームと同じ番号のカプセルを探します。

成田空港9hのカプセル

宇宙船乗ったことないけど、宇宙を旅する時ってきっとこんな感じでは?という想像力が止まらない。

成田空港9hのカプセル内

個室です。見た目以上に窮屈感はないのでカプセル内でもゆっくりくつろげます。

成田空港9hカプセル内の装置

枕元には音楽が聞けるイヤホンジャックや電子機器類を充電できるUSBケーブルなどが設置されています。

リラクゼーションみたいな音楽も流れていてなんか未来的。

成田空港9hの枕

布団や枕の硬さも本当丁度良くて本当寝具が最高。毎度毎度気持ちよく熟睡できます。

周囲の音もそこまで気にならないので、朝苦手な人はカプセル内で目覚まし音ガンガン流しても問題なさそう。

成田空港9hのアメニティ回収ボックス

チェックアウト前に使用済みのタオルやスリッパの回収ボックスもあります。

歯ブラシは洗面台で捨てれるので、身支度が整ったら空のバッグとロッカーの鍵だけ持って受付へ行けばチェックアウト完了です。

成田空港のカプセルホテル9hのメリット

  • 早朝フライトの前泊に最適
  • 深夜便で到着して帰れない時も最適
  • 料金が手頃
  • 宿泊以外にも合わせて利用できる
  • 周囲気にならず快適
  • 衛生的で過ごしやすい
  • 寝具が寝やすい

成田空港のカプセルホテル9hのデメリット

快適な空間ですが、カプセルホテルゆえの制限もあります。

  • 男女完全別なのでカップルには不向き→いちいち出ないと会えない
  • ベッドスペースは飲食不可→いちいち出ないと飲み食いできない
  • 娯楽はない→スマホがお友達

と言う感じで、仕方がないっちゃ仕方がないですがこういった事実もあります。

本当シンプルに寝るだけって時には十分おすすめ。

チェックインして荷物を置いたら、空港レストランに好きなものを食べに行くのもあり。

まとめ:カプセルホテル9h快適また泊まりたい

成田空港9hのロゴ

ということで、成田空港のカプセルホテル9hがとても快適なので、成田空港での早朝フライトや深夜到着の際にはぜひ利用してみてください。

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