1月23日は結婚記念日でした。2周年。
ということで、たまには子ども抜きで夫婦でデートしませんかってことになりまして、近所の支援センターにお願いして娘を3時間預かってもらっている間にランチでお寿司を頬張ってきました。
久留米の通町甚六鮨へ行ってきた
通町3丁目の交差点すぐにあるお店。
看板。
暖簾。
店内。カウンターの他にお座敷の席がいくつかありました。
今回はカウンターで予約しました。やはりお寿司は目の前で握ってもらった方が味わいやすい。
カウンター席の奥には小庭が。
素敵な眺め。最近は暖かいので鶯が飛んできたりしますよとのことでした。
通町甚六鮨でランチをいただこう
ランチのコースは8,000円、12,000円、20,000円とあって今回は真ん中の12,000円のコースをお願いしました。
お店の名前入りおしぼり。暖かくてホッとする。
奥さんは生ビールを注文。これからもよろしくお願いしますと乾杯しました。
グラスが薄くて軽くて持つのも洗うのも怖くなる質感。
最初に出てきたのは鯛のお出汁でカブのすりながし。暖かくて香りが良くてお腹の中がホッとします。
実は先日の糸島で牡蠣を食べすぎた我々夫婦は、決してベストコンディションとは言えなかったのですが、これ飲んで2人そろってHP回復しました。ガロン単位でお持ち帰りして調子悪い日にガブ飲みしたい。
続いて出てきたのは貴族の食事に出てきそうな器。
柚の器の中には山芋が乗ったナマコ。このわたというナマコの腸の塩辛で味付けされていました。なんというかナマコってこんなんだったっけ?と思いながら食べました。人生で食べたナマコの中で一番好きです。というかナマコってこれまで特別好きじゃなかったのですが、これはまた食べたいって思いました。
貴族の蓋を開けるとこのような。左から菜の花と苺の白和、シメサバの燻製、アコヤ貝のフライ、慈姑のチップス。
白和は早くも春の香りがしました。菜の花とイチゴって混ぜるとこんなうまいの?
シメサバの燻製はこれまで食べたシメサバの中で一番うまくて、ぼくの中では今まで食べた中で一番美味いが連発しており興奮冷めやらぬ中「ウチも燻製機ほしい」と奥さんに提案したら「私も買おうと思ってた」とのことで更なる大興奮。
アコヤ貝は初めて食べましたが「ああ、これはフライにしたらうまい貝だわ」という感想しか出ない。
くわいって何か知っていました?ぼくは知りませんでした。
オモダカ科の水生植物で、地下にできる塊茎という部分を食用にします。 大きな芽の出ることから「めでたい」とされ、お正月料理や祝い事に欠かせないものとなっているとのこと。
奥さんは知っていました。さすが。
続いて刺し盛り。長崎県産のひらめ、福岡県産のウニ、そして数の子と蕗。
ウニはこれまで食べてきたウニの中で一番うまくて、のっけからすでに三連コンボを喰らって脳が喜んでいます。
ここからは握りです。まずはヤリイカから出てきたことにびっくり。そしてイカの表面には包丁で細かく切れ込みが入れており完全にアーティストの仕事。中にウニが入っていますとサラッと言われましたが、すごい組み合わせだぞこれ。
徐に見せつけられた車海老。
大将「後程握りで出しますが、生か茹でか、サッと茹でただけの霜ふりのどれがよろしいでしょう?」
我々「生でお願いします」
食べ方のオプション聞かれたの初です。
そしたらまず頭の部分の素揚げが出てきました。これだけでうまい。
で、こちらが車海老。さっきまで生きていたのでちょっと動きます。新鮮なのだから、やっぱ生にしてよかったと思いました。身のぷりぷりがすごい。塩と柚が乗っているのでそのままいただきます。
続いて出てきたのはヤイトカツオ。幻の高級魚とも呼ばれるらしく、全身脂が乗った極上の味わい。九州に来てからあまりカツオを食べられていないので嬉しい。表面が軽く炙られており香りがすごい。
とんぶりが乗ったチーズと生クリームを使った茶碗蒸し。下の方にはお餅が沈んでおり、完全に美味でした。食べ終わって奥さんに「これ家でも食べたい」とリクエストしましたが「さすがにこれは無理かも…」と言われてしまったのでまた食べに来ましょう。
サワラ。熟成されており柔らかい身と、軽く炙られた皮の香りと歯応えがとてもいい。
ノドグロの幽庵焼き。白ごはんくださいと叫びそうになりました。
焼きズワイガニ。丼でくださいと叫びそうになりました。
ぶりとろ。口の中で消えていきました。
シメサバの昆布乗せ。昆布は柔らかいのでシメサバを噛んで味わうのに全く邪魔をしないのに、口の中でフワッと出てきてお前本当いい仕事するよなって感じ。
白子の軍艦。酢味噌が乗っていてホカホカでうまい。ぼくの脳みそは幸せすぎてこのくらい溶けていたと思います。
トロ鉄火。一番味のいいお腹の部分は筋が多いそうですが、それを丁寧にとってくれてあるそう。これで恵方巻きしたい。
あおさとエノキのお味噌汁。あおさの香りがとんでもねえ。蕗のとうも入っていました。
「牡蠣はお好きですか?」と聞かれて出てきた大粒牡蠣。まさか牡蠣を寿司で食う日が来るとは。
穴子が出てきて宴はたけなわに向かいそうな雰囲気。ここでちゃんと丁寧に煮ているんだろうなって感じ。自分の母親が穴子大好きなので、もし遊びにきたら食べさせたいと思いました。
甘めの卵焼きで締めくくり。
お腹はどんな感じですか?と聞かれて、ぼくはもう少し余裕があったので追加でお稲荷産を注文。福岡と熊本の県境にある南関揚げというスタイルだそう。一口でどうぞってことでしたが何ともジューシー。噛むたび出てくるお出汁がもう口の中で暴れまくって大変でございました。
それから干瓢巻きを握ってもらって奥さんと半分ずつして本当の締めくくり。お寿司の最後って干瓢巻き食べたくなる。
最後にデザートで抹茶のモナカが出てきました。アイスが濃厚でおいしい。添えられているナッツもおいしい。
まとめ
ということで人生最上のおいしさ連発の大満足の寿司ランチ、久しぶりの夫婦2人きりデートの時間でした。
奥さん、いつも家事に育児にありがとう。奥さんの手荒れが気になったので、もう少し積極的に皿洗いしようと思います。これからもよろしく。来年も2人でうまいもの食べにいきましょう。
ちなみに駐車場はなさそうだったので、お店の前の通り挟んだところのコインパーキングが安かったのでここ使いました。
→通町甚六鮨(Googleマップ)
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