海外旅行の持ち物やカバンの選び方7選

内容を一部修正しました(2025.5)

「海外旅行へ行くんだけど何が必要かわからない」「便利な旅アイテムを知りたいけどどうやって選んでいいかわからない」という質問をもらうことが増えてきたので、海外旅行の持ち物やカバンの選び方をぼくなりにまとめてみました。

今回はカバン・ウェア・電子機器・防犯面の観点から、海外旅行の際に役立つアイテムの選び方について紹介します。

内容としては以下の7項目です。

  1. カバンの大きさの選び方
  2. 飛行機内のウェアの選び方
  3. 飛行機内でおすすめのアイテム
  4. 現地の気候に対応しやすい服装選び
  5. カメラの持ち運び方
  6. スマホのバッテリーやネットの接続
  7. 盗難防止アイテム

1.海外旅行の際のカバンの大きさはどうやって決めたらいい?

旅行に持っていくカバン選びですが、重要なのはサイズ。

スーツケースやバックパックを見ると「◯◯L」と書いてあっても「よくわからん…」って人も多いのではないでしょうか?

個人的には、1泊10L程度を目安に考えるといいと思います。

3泊以上なら30L程度、5泊以上であれば50L程度。

もちろん旅の目的や季節、目的地によって荷物は変動しますが、初めてのカバン選びはこの数値を基準に選べば十分です。

「2週間なら140Lも必要か?」と言われれば、もちろんそんなに持っていく必要はありません。

なぜなら途中で洗濯ができたり、足りなくなれば現地で買い足すこともできるからです。

期限が長くなってもそれはあくまで1日の繰り返しに過ぎないので、30日間は3日を10回繰り返すと思えば、1ヶ月の旅でも3日分の荷物で行くこともできます。

やりながら自分なりの工夫が必ず生まれてくるので、何度も経験するうちに荷物が少なくなったり、パッキングに慣れてきます。

まずは1日10Lを目安に考えてみてください。

グレゴリーのバックパックのロゴ

2.飛行機に乗る時はどんなウェアがふさわしい?

気候や文化が違う国や地域で過ごすには、いろんな状況を想定してウェアを用意する必要がありますが、準備しすぎるとウェアだけで荷物がいっぱいになってしまいます。

衣類はただでさえかさばるので、アウター選びはとにかく機能的で収納力が高いものを選ぶことが大事。

防水や防風対策はもちろん、ポケットやジッパーが多くあれば収納も楽になるので、様々なシーンをカバーしてくれる頼れる一枚になります。

インナーは、ニットやコットンなどの肌触りのいいものを選ぶのがおすすめ。

長時間のフライトは、インナー選びで快適さが大きく変わってきます。

また乾きの早いものを選ぶと、長期旅行の際に現地で洗濯をしてもすぐに乾くのでそれだけ持って行く衣類の枚数を減らすことにも繋がります。

ということで高機能なアウターと肌触りのいいインナーが最適解。

3.飛行機内で快適に過ごすためにおすすめの持ち物は?

飛行機ないは長時間同じ姿勢でいるので、お尻が痛くなったり腰が痛くなったり、そのまま眠ってしまうと首が痛くなったりいろいろあります。

下記4つがあると快適に過ごせます。

  • アイマスク
  • ネックピロー
  • 耳栓orノイズキャンセリングイヤホン(ヘッドホン)
  • エアークッション

アイマスクは物によっては目を休ませる効果を持ちながら光を遮ることができますし、ネックピローは眠りながら首が傾くのを防いでくれます。

耳栓やは周囲の音をシャットアウトするだけでなく、気圧の変化に伴う耳の痛みを緩和してくれるし、エアークッションは長時間のフライトでもお尻や腰の負担を軽減してくれます。

この辺のアイテムは買い忘れても空港で購入することができます。

サイレンシアフライトの耳栓

4.海外で体調を崩さないための服装選びは?

温暖な地域には防水透湿性に優れた軽量シェル、寒冷地には携帯性に優れたダウンが最適。

東南アジアなどの地域に行く際には、ゴアテックスなどを代表とするような防水透湿性に優れた薄手のアウターが便利になります。

「暑い国でゴアテックスのアウター?」と思うかもしれませんが、暑い国といっても急なスコールが降ったり、空港やレストランのエアコンは凍えるほど寒い時もあります。

ゴアテックスの機能は保温だけでないので、熱帯地方特有の不快なジメジメも解消してくれます。

逆に寒い地域へ行く際には、防寒対策が必要となります。

保湿性と携帯性に優れた軽量なダウンがおすすめ。

パッカブルタイプなら、普段使わない時は丸めてバッグに忍ばせておいても邪魔にならないので海外旅行で持ち歩くにはピッタリです。

5.海外旅行の際カメラはどうやって持ち歩く?

自身のカメラに合う専用ケースを用意する。

一眼レフカメラなら一眼レフ専用ケースが一番です。

テキトーなものに入れると傷がついたり、埃がついたり、水に濡れたりして大変。

最近はコンパクトデジカメでも十分性能が高いので、写真撮影に対してそんなにこだわってないって人は小さくて軽いコンデジでもいいし、スマホでも十分です。

最近は水中などでも撮影可能でアクティブな人向けのウェアラブルカメラも多いので、用途に合わせてカメラを選び、専用の保護ケースを選んだらOK。

6.スマホのバッテリーやインターネットの接続が心配…

バッテリー問題とWi-Fi問題に分けて解説します。

スマホのバッテリー不足を解消したい

いくら便利なスマホでも、電池が切れてしまっては何にも役立ちません。

こまめに充電しようにも、日本とは異なる海外の電源事情すらも海外旅行初心者には悩ましいポイントです。

行く先々の電圧やコンセントの形状を調べて用意するのも煩わしいですよね。

そんな時におすすめなのが、モバイルバッテリーです。

おすすめは大容量で2台同時に充電できるもの。

一回のフル充電で何度もスマホが充電できたり、スマホ以外の電子機器類を同時に充電できると便利です。

空港での持ち運びにだけ注意しましょう。

Anker Power Core20100
飛行機から見えるタイの街

海外旅行中も料金を気にせずインターネットを使いたい

海外は日本と比べて、ホテルやレストランでフリーWi-Fiが使えるところが多いですが、施設を離れてしまうと当然ですがインターネット接続も切れてしまいます。

グローバルWiFiWiFiBOXなど無制限で使えるWi-Fiルーターを日本でレンタルして行くと、海外でもインターネット接続が可能になるのでおすすめです。

複数人で出かける時でも、みんなで接続してインターネットが使えるのでお得です。

日本でのキャリアを海外で接続してしまうとデータローミング料金が発生して翌月の携帯電話料金で破産するので注意してください。

SIMフリースマホがあれば、現地SIMを購入するのも手ですよね。

7.盗難防止に有効な対策は?

日本の空港と比べて、海外の空港では荷物は雑に扱われてしまうことも多いです。

国によっては、バックパックなどの荷物が盗まれることもたまに聞いたりします。嫌ですね。

スーツケースやバックパックに一工夫してあるだけで、犯罪者側には「厄介だ」と思わせることができるので、防犯対策は念入りにしておきましょう。

とは言っても、鍵やワイヤー類を切ったり壊したりする連中もいるので、防犯対策といっても完璧ではないということは頭に入れておき、一番大切なことは隙を見せないことです。

スリや引ったくり、置き引きなどの被害は、テンションが上がりすぎて浮ついている時や、疲れて集中力が散漫な時に起こります。

防犯グッズはお手軽なものからガッツリしたものまで幅広く展開されているので、用途に合わせて選びましょう。

「なくてもいいや」っていう心の油断が、被害を招きます。

まとめ

海外旅行に行く際に役立つ、カバン・ウェア選び、電子機器類、防犯面についてまとめてみました。

荷物の持ちすぎは良くないですが、体調管理や防犯面に関しては特にしっかりと対策をしておきたいですね。

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