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【89日目】7000ドルの支払いで揉めたり大工さんがボイコットしたりしれっと雨どいがついたりした日

昨日も手伝ってくれたテラを今日も連れて朝から出動。

でも、建設現場へ行ってみると、なぜか作業は行われていない。

なぜ?

ホンさんとロムさん曰く「建設費用の支払いがされていないから」とのこと。

いや、待て待て。

数日前に払ったぞ。

仲介で挟んでいる通訳のサルンに確認しても「払った」とのこと。

ただサルン曰く「全額渡すと作業をやめてお金を持ち逃げする可能性があるから全部は払っていない」とも言う。

その言い訳もわかるけど、もともと4回に分けて払うってみんなで決めたのに、その4回目をまた勝手に半分に分けるサルンもなんなん?と思う。

ホンさんたちの言い分は、その残りの分ももらわないと注文した資材の支払いができないってことだった。

これまで注文した資材と、今後届く予定の資材の支払いが迫っているということ。

その支払いができないから、今日は届くはずのセメントも通気口も届かない。

日雇いで呼んだ村人にも給料払えない。

だから誰も来ない。

だから作業できない。

だから寝る。(いや、そこは意味わからんけどよ)

みたいな感じ。

どっちを信じたらいいんだ?

ホンさんたちの言い分を信じたら、残り数週間で7,000ドル分も何買うんだ?って思う。

サルンを信じたら、工事終わってから渡すお金が3,000ドル近くあるってのはそれもそれでどうなんだ?って思う。

もう何を信じたらいいのかわからん。

サルン不在の中で電話でのやり取りと、シティゲストハウスのドライバーのソナの通訳で乗り切る。

結局ホンさんは1日動かず。

ロムさんは「サルンに文句言いに行く!」ってシェムリアップまで行っちゃった。

そんなゴタゴタの中、このおっさんは1人ちゃんと期限を守って頼んでいた雨を流すレールを持ってきてくれた。

屋根の下に取り付けて、屋根から流れた雨を貯水タンクに流すための雨どい。

鼻歌歌いながら1人でのびのび作業してる。

ってことで今年の夏は、この下に貯水タンクづくりとトイレ建設を中心に活動。

学校建設のように、みんなで手作りしたいのでまた手伝いに来てください。

ぼくらはぼくらで、誰もいないし、やるっきゃないってなって4人で団結。

こういう時こそピンチはチャンスだと感じる一つ。

目の前のことがパニックの時こそ集団はチームになる。

残ったレンガの積み上げをチーム日本人ですることにしました。

ぼくとまきが上に登ってレンガ積み。

昨日の残りのちょびっとを埋めてしまおう

はるかとテラが下でモルタルづくりとレンガ送りやってくれた。

本当助かった。

要領わかってるはるかと、体力ある男手のテラ。

最高の組み合わせにフォローされて作業ができたよ。

作業中の高所からの景色。

時間の兼ね合いから、最後に作ったモルタル分までってことで今日はここまで。

みんな本当にありがとう。

助かりました!

結局、作業中にセメントは届くし、レンガや通気口も届いた。

「あれ?資材ちゃんと届くじゃん!」とか思いながらも、カンボジア人達に対してイマイチ信用を置けなくなっているここ最近。

また明日からも頑張ろう!

みんながいるから大丈夫。

ここ数日、多方面でみなさんにご心配おかけかもしれませんが、大丈夫です。

かならずやり遂げて帰りますんでもうちょいお待ちを。

カンボジア小学校建設89日目

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