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【49日目】20代前半と中盤と後半の体力の違いと3度目のビザラン

2日続けての半日上がりと2日続けてのオフ明けってことで、ものすごく快調な1日の始まり。

宿で出逢ったおっちーと同郷静岡県人みき、そしてシースマのみくまで呼び寄せて6人で村行き。

で、行ってみたらおい!着いたらホンさんもロムさんもいねえ!

何でだよ。

昨日の夕方には戻ってるって話だったじゃんって若干イライラしていたら、戻ってきた。

何故か車で。

ポイペトからシェムリアップに向かう人の車に乗せてきてもらったとのこと。自由だな。

「オハヨー!」って陽気に近づいてくるけど、ぼくはなかなか明るく迎えられない。

ここ最近、自分が焦っているのか、カンボジア人達の働き方や働くペースにイライラすることが増えてしまったように思える。

本日の作業現場

この日は一番東側の教室前の通路の土の運び入れ。こんな感じの段ちがいを埋めていきます。

おっちーとみくのやる気がみなぎってます。

そして今日はなんとみくの22歳の誕生日!誕生日なのに手伝いに来てくれてありがとう。帰ったらビールをたらふく飲ませてあげる!

22歳みく、23歳オッチー。20代前半の人の体力はすごい。

こちらは26歳コンビのしゅういちとみき。

…とその後ろには29歳の汗まみれ野郎。20代も後半になると、心なしか笑顔が引きつってますね。みんなと同じ作業しているはずなのに。

20代前半が張り切って土を掘ってくれて、中盤がそれを運んでくれて、後半がそれを流し込む年功序列のお仕事です。

そんなこんなしている間に、あっという間に午前中が終了。午後はみんなに任せて、ぼくはタイへ向かった。目的はもちろんビザラン。いつも通り村からタイとの国境の町ポイペトへ。

※(追記)2016年12月31日からタイの陸路での入国規制が変わりました。

カンボジアのポイペトから出国し、タイのアランヤプラテートへ入国。3度目ともなるともう慣れた物。

時期なのか時間のタイミングなのか真相はわからないけど、最近また物乞いする子どもたちが増えたような気がする。

最近カンボジアが賃金の引き上げあったらしいけど、それがいい具合に影響していないのか、それともただ単にいつも通りなのか。本当のところはぼくにもわからない。

で、タイに入国したら同じように同じように入国した人たちとは方向を変えてUターン、再び出国。

タイに入ってもカンボジアに入っても、バスやタクシー、バイクタクシーの勧誘がすごい。

あとカンボジア入国の際はビザ申請の勧誘もしつこい。ちゃんとしたビザの申請場所以外で、ビザの勧誘してくるヤツが大勢いる。

ぼくの場合は2年間のマルチビザを持っているので、再入国に際してビザは必要ない。

複数回カンボジアに来る人ならマルチタイプのビザが圧倒的におすすめ。ただし1回の滞在が30日までというルールは変わらないので、長期で滞在するなら一度出国が必要。

そのためぼくはこの建設中、何度もタイへ出国して違法滞在にならないようにしている。

陸路での国境超えはこのビザを含め、バスやタクシーのぼったくりが多いという情報もある。確かにそれも事実。

でも、旅行した人のブログやらtwitterやら目にすると、東南アジアはぼったくりが当たり前とか書いてる人がいる。それは違うと思う。

確かにぼったくってくるやつもいる。騙そうとしてくるやつもいる。でもそれは東南アジアに限ったことじゃない。そういうやつはどこにでも、日本にもいる。

そう言う人にたまたま巡り会っただけで「カンボジア=ぼったくり」みたいな上っ面な部分しか拾いきれず、そんな薄っぺらい情報を堂々と書けることの方がどうかと思う。

ぼくはポイペトの町でタイ人か?と聞かれ、日本人と答えたら何故かコーラが安くなった。そこに座っていけ、と言う。暑いだろうとファンを回してくれる。日陰の席を譲ってくれる。

そこに座って飲んでいると、どこから来たんだ?どこまで行くんだ?日本ってどんなとこだ?と聞いてくる。少し話をするだけで、笑顔になる。

彼らはぼくから、ぼったくろうとはしてこなかった。だからって、カンボジア人=ぼったくらないと書くのもまた浅い。そういう人もいればそうじゃない人もいるのが普通なので、自分にとってのやや不都合が起きたくらいで、その国が、その国の人がどんな人かを決めつけるようなことをしたくない。

それから、カンボジアを旅行した人の中からたまに聞く「子どもの笑顔が素敵でした」というセリフ。これもそうで、子どもの笑顔なんてどこも一緒だよ。

カンボジアの子も日本の子もキラキラ笑ってる子は笑っているし、笑わない子は笑わない。

あなたが見た笑顔が素敵じゃない子は、たまたま笑えない何かを背負っているだけ。

内面にや本質に目を向けず、外側の綺麗な部分だけを見ても何もわからない。

ぼくもまだまだカンボジア素人だから、全部はわからないし、できないけど、ぼくは自分ができることをやる。

そして誰にでもできることを、誰にもできないくらいやりたい。

午後の建設現場

今回のビザランは思いの外時間がかかり、帰りは真っ暗な道をひたすら帰ってきた。

それでも「おかえりなさい」とか「お疲れ様でした」って一言と、ぼくの知らないところでも頑張ってくれたしゅういち達の報告がまた元気をくれました。

ありがとう!みんな!

見事に土入れを終わらせてくれた模様。

Before
After

足場はどこへ?

カンボジア小学校建設49日目

※過去記事を加筆修正して再公開しました(2025.4)

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