最近、個人的なテーマに置いてる「国際感覚の違い」。
感覚の違いを思い知らされることになった本日。
本日の作業現場
昨日半日で上がったのは、午前中に作業を集中的にやりこんだから。
「午後はどうするんだ?」って聞いたら「午後は休んで、また明日から仕事だー」って言うから、そう言われたらまあ当然今日も行きますよね。
国道6号線から村の入り口を入ってしばらく行ったら村人のムンさんと遭遇。
おーい!って呼び止められて止まったら「ホンさんはポイペトに行ったぞ!今日は誰もいない!」って言われた。
おい、マジかよ!昨日の話はなんだったんだよ。
「ま、様子見てくるわ」って感じで、また学校建設地へ向かう。
すると今度は村人のソクさんと遭遇。
おーい!って呼び止められそうになったけど、大体言われることがわかったので手だけ振ってスルー。ソクさんごめん。
で、現場に着いたら案の定誰もいない。
別にぼくらだけならそれはそれでいいんだけど、昨日来てくれたアシェリーは、昨日のナイトバスでプノンペンに向かう予定を変更して今日も帯同してくれている。
これは…申し訳なさすぎる…

でもまぁやれることやるか!ってなって、とりあえず教室の中のゴミ拾いから。
レンガを積み上げた際に散らかったレンガの破片やらモルタルの欠片やらを撤去。


なんということでしょう!そこにあるべきではないものを取り除くだけで、こんなに心地いい空間が出来上がるんですね。
まだ何も完成していない建設現場ですらそう思うのだから、日常的な生活空間も余計なもの取り除いたらすごい快適になりそう。
というか、建設現場の足元にあれこれ落ちていることも感覚のズレなのかも、いやそもそもズレって誰が基準で誰がズレているんだ?とか考えてみたり…

そんなことを考えていたら、さっきスルーしたソクさんがやって来てわざわざ事情を説明しに来てくれた。
「ホンさんはポイペトに行ったぞ!」だって。知ってるよ。
ソクさんはナイスボディでスーパー優しい村人、33歳。これまでの参加者の中にはソクさんの肉体美にメロメロになった人もいるほど。
肉体美好きな女性の皆さん、是非ソクさんの筋肉を眺めに来てね。既婚者なのでお触りはダメです。
そんなナイスボディソクさんに相撲の動画をわざわざ見せて、勝負を挑んだ酒タンクしゅういち。2人の相撲大会の様子は近日公開…?

陸上選手のユニフォームのような衣装で登場したアシェリーも徴兵開けだけあって、かなりのナイスバディ。
ソクさんとアシェリーを見ていると、自分の体もこうしたいってなってくる。いつでも脱げる体って大事。いや、これは変な意味ではなく、自分自身に自信を持つと言う意味です。
って書くと自信ないのか?と言われて、いやそんなことないけどとなるので、あれ?結局俺は何を言いたいんだっけ?となってきたのでやめます。

その後は教室前の通路の土を埋める作業。
ここ数日の中でも特に湿気が多く最高に息苦しい炎天下の中、肉体労働で汗をかいたら。ぼくもナイスバディになれますか?

この段差を埋める作業は体力をどんどん奪い去っていく。オラに元気を。
ちなみに運んできた土の中に、大量のアリがいて、水を流し込んで固めようとしたら、ものすごいアリが吹き出てきた。ドン引き。

そんなこんなで、今日はカンボジア人不在の中で地味な作業を半日。2日続けて半日作業、そして明日はオフ。
なんてゆとりある生活なんだ。ちゃんと期限通り終わるんだろうな…
アシェリー、せっかく延泊して来てくれたのに、あんまり進められなくてごめん。「あんまり協力できなかった」と言われる言葉が一番辛いので、そう言わせないためにも、大工さん達いない時もやれる術をあれこれ考えておきたい。
それにしても一番暑い昼時に1時間もバイクで帰るのもまた地味にしんどい…

それから、先日Twitterで呼びかけたバリカンの物々交換は身近なところにいました。
学校建設手を伝ってくれているしゅういちの一回しか使っていないという寝袋と交換。
インドで買ったそうなのにMade in USAって書いてあるのが不思議。
誰か寝袋を最新MacBookと交換してくれませんか?

※過去記事を加筆修正して再公開しました(2025.4)
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