前日までの寝不足も手伝って、19時半には記憶がなかったぼく。
そしてザックにマッサージしてもらったまま記憶を失っていたシュウさん。
12時間近い睡眠は村ではいつものこと。
毎日このくらい寝たい。
壊れたぼくのバイクがないので、ホンさんが迎えに来てくれた。
ところであなたは何持ってるの?

今日のランチらしいです。この男は、本当になんでも捕まえるな。

そんなホンさんのバイクには、サイドカーみたいなのが付いていて、そこにみんなで乗り込んだ。乗車定員乗れるだけとはこのこと。

本日の作業現場

午前中は教室の梁に使う鉄筋造り。鉄をうまいこと四角に曲げていう作業。

いい表情ですが、こんな力まなくて大丈夫です。

それから鉄筋を一定の長さで切る作業。直径12mmの鉄筋をも切り落とすこの最強のハサミ。

か弱い女性でも切れます。が、切り終わった後のバイーンってなる反動がヤバイ。

無言で無心になって取り組む地味な作業も、山本家がいると賑やかです。暑さと単純作業からくる眠気との戦い。ベトナムに外注したい。

やること無くなってしまった後、シュウさんは仕込んでいた猿の着ぐるみに着替えて登場。やっぱこの人のエンタメ力は半端じゃない。
今年の干支にちなんで持ってきたとのことですが、カンボジアへ行くってなって、パッキングに「猿の着ぐるみ入れておくか」って思う人はシュウさんくらいでは?
子ども達は、昨日のムロのバク宙見たときよりも顎外れかけてた。笑いすぎて。

この後、この着ぐるみが回り回って、ぼくのところへ。
想像通り炎天下で走り回ってきた猿の衣装は汗でびちゃびちゃ。
まぁやるよね、フラれたら。

そして、終わりの見えない子ども達との追いかけっこが始まって、無事にくたばりました。

昼休み家に帰るのに、ホンさんを往復させたら申し訳ないと思い、ホンさんのバイクを借りて運転してみた。
隣に大人が6人乗り込んだサイドカーの運転は、ハンドル取られるわ、うまく曲がれないわで散々だった。
これを何事もないように運転しているホンさんやっぱかっこいい。

そんなホンさんは昼休みのうちに、ぼくのバイクをこの間のクロラニュのモトショップに運んでくれたらしい。優しすぎだろ。
でも直せないって言われたので「ポイペト(タイとの国境の町、ホンさんの故郷)に持って行くわ〜」って言い出した。
やめろーーーーーーーーーーーー!
ポイペト行くくらいなら自力でシェムリアップまで持って行きます!
って言ったら、ホンさんがシェムリアップまで運んでくれた。withしゅういち。

2人ともナイスガイすぎるだろ!

ってことで地区長から借りたバイクとしゅういちが残していってくれたバイクに分かれて本日も無事帰宅。途中見かけたアイスクリームをみんなで食べました!
ちょっと話がそれるけど…東南アジアにいるとお金の感覚が違ってくる。
例えば、このアイスは一個500リエル。1ドルが4,000リエルなので、約13円くらい。
それからいつも泊っているシティゲストハウスのドミトリーは5ドルなので600円くらい。
日本のゲストハウスのドミトリーは大体4,000円くらい。
ぼくたち日本人の多くは、間違いなくこっちでゆとりある暮らしができる。
でも、ここで生きて、ここで生活していくって本当にしんどいこと。
月収30万円くらいの人が1週間くらいの旅行でカンボジアにくれば、すごい余裕があると思う。
カンボジア人の平均月収は150ドルくらいと言われていて、大体月1万円。そんな中で日本で30万円稼ぐのと同じくらい収入を得るって難しいと思う。
で、観光客は東南アジアは安いし、値切りが効くって思ってるから、安く済ませることに美学を覚える人が多い。
前も書いたんだけど、例えば欲しくて買った5ドルのTシャツが隣の店で2ドルで買えたとしたら、この3ドルはぼったくりなんだろうか。
例えば8ドルで交渉して乗ったタクシー。ネットでは同じ道程を5ドルで行けたって書いている人がいたとする。この3ドルはぼったくりなんだろうか?
ぼくはそうは思わない。
自分が支払ったことにもう自分の責任もある。
納得して支払ったんだから。
少しでも安く済ませたいなら、自分でちゃんと調べるなり交渉するなりすればいい。
10ドルもあれば泊まれるよって情報だけが先行して、サービスやクオリティを意識せず、よりよいサービスを20ドルで提供している人を高いと言うならば、ぼくはどれだけ旅をしても何も得ることのない旅になると思う。
確かに探せば探すだけ安く済ませる方法はある。でもケチる事とお得は違う。
客を十分に満足させるだけのサービスがあって1泊1,000ドルなら安い!と感じる宿だってあったりする。
その癖、値段にこだわった人ほど、店員の態度や施設の環境に文句を言ったりする。
安く済ませれば、それなりのサービスだろうし、値段が高いのには高い理由がある。
特に日本のような接客が当たり前になりつつある感覚では、こっちの接客態度や勤務態度に不満を感じる人だって多いと思う。
それでもこっちではそれが当たり前なのだ。1ドルすら払う価値のないものもあれば、10,000ドル出しても手に入れたいものもある。
値段の見極めは大切だろうけど、値段が全てではない。
安くて最高にいいものはみんな欲しいに決まっている。
物価の安い国に来ると、先進国と呼ばれる人たちは調子に乗りやすいのかもしれない。
物価の安い国で、自分が望む生活基準のお金を手に入れることがどれだけ難しいのか。
ぼくは一旅人をして、この課題を追求していきたいと思う。あれ?なんか真面目な話になっちゃった。

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