昨日で娘が生まれて1ヶ月、今日が1ヶ月検診でした。
子どもを育てるようになったことで感じたことや学んだことがたくさんあり、忘れないようにメモにまとめておいたので、何かの参考になればと思いシェアします。
成長
45cmだった身長が49cmに、2,265gだった体重が3,340gになっていました。
スクスクという言葉がピッタリ当てはまる成長ぶり。
子ども関連への意識が向く
奥さんが妊娠していた頃は、妊娠している人や子連れに目が行くようになりました。
昔ならお腹に子がいるのかただ太っているだけかわからんと思っていたことが、なんとなく「あ、あの人妊婦っぽいな」って思うと大体カバンとかに妊婦のマークをつけていて「やっぱりね」と一人でドヤ顔したりすることができるほどに。
子が生まれてからは、出かけた先で「お、ここは男子トイレにもオムツ替えの台があるな」とか「ここで授乳するとなると男性的にはきついな」などと感じるようになりました。
子という新しい存在を脳が認識したことで、これまで見えていなかったことが見えてきた感覚。
これまでと同じ仕事をするにしても「子を持つ親としては」の視点が入り、世界が変わったと言っても過言ではないと思います。
父親の自覚とは
とか言っておきながら、子が生まれてすぐに「今日から俺も父親か」とはなりませんでした。
10ヶ月も自分のお腹の中で育てながら、痛い思いして産んでくれた奥さんとは違って、自分はそれを横で見ていただけなので「あなたの子です」と言われても「お、おう」といった感じ。看護師さんとかにおめでとうございます!って言われても「何が?」ってなるくらい全然実感がねえ。
それでも一緒に過ごす中で、自分や家族に似ている瞬間があったり、奥さんみたいな寝相だったり、自分が抱くと泣き止んだり、どうやって育てたらいいか奥さんと話したりするうちに少しずつ、この子の安心と安全は俺が守りたいって気持ちが湧いてきて、これが父性かもと思うようになりました。
あと俺の娘を傷つける奴はマジ許さんって思ったけど、自分の奥さんもお義父さんからしたら大切な娘なわけなので、これまで以上に大切にしようと思いました。
過去に悲しい思いをさせてしまった女性の方がいらっしゃいましたら、その節は大変申し訳ありませんでした。
オムツがデカいから漏れると思い込んでいた誤解
友達が「赤ちゃんの頃はよくオムツから漏れて服やシーツを汚す」と言っていて、できるだけ漏らしたくないなー、オムツがデカいとそうなるんかな?と思っていました。
うちの子、2,200gで生まれているので病院でもらった新生児用のオムツもデカくて、これだと絶対漏れまくると焦ってさらに小さめサイズを買って備えておくことに。
これなら3,000gまでの子にフィットするから漏れにくいはずと思ったら、これが誤算でした。
オムツから漏れる原因はいくつかありますが、サイズを要因とするならデカいからではなく小さいからだそうです。
オムツが小さいと吸収できる量も少なく、体は小さくても大量に出した時にオムツのキャパを超えるっぽい。
これに気づいてから、新生児用に切り替えて漏れる頻度が減りました。それでも漏れる時は付け方ミスったか、寝返りなどで徐々にずれていくかなど他に原因がありそう。漏れたらこれで洗うと綺麗になります。
3時間ごとのミルクがお待ちかねとは限らない
一日に飲むミルクの量が決まっていて、それを程よく飲んでいくために3時間ごとのペース配分で一日8回授乳をすることになります。
生まれてすぐの頃は30mlとショットで飲む量と同じで「足りる?」と思っていたのが、それでも最初は飲む力がなかったり、飲み続けるスタミナがなかったり、飲むのが下手だったり、お腹いっぱいになって飲むのやめたり、眠気が勝って寝落ちしたりしてました。
だからといってまあ本人が飲まないなら仕方ないか、というわけにもいかない。そんなことを毎回やってたら一日のノルマを達成できず順調に育たないかもしれないし、粉ミルクなどは1度作ったら2時間以上置いておけないからです。
あと咥えたと思っても歯茎や舌でガードされているパターンもあるので、ミルクを飲ませるには首と哺乳瓶の角度をキメて、唇・歯茎・舌(上顎に舌をくっつけて哺乳瓶の侵入を防ぐガード)と3つの関門をすり抜けるとうまく飲ませられるようになりました。
ゲップ出させるの難しい
ミルクを飲ませたらゲップを出させるのですが、これがまあ難しい。
膝の上に座らせて前屈みにさせたり、縦抱きにして自分の肩に子どもの顎を乗せて背中を摩ったりあらゆる手段を試していますが「っぐえええぇぇ」って気持ちのいいやつはたまにしか出せない。思い切り出た後の満足度高い顔がたまらない。
「げふ」みたいなかわいいのは出るのですがその後は渋い顔しているのでスッキリはしていないのかもしれない。毎回すっきりさせてあげられるようになりたい。
話かけながらやるといい
奥さんが何やるにも子どもに話しかけていて、聞くとびっくりさせないためには大事なことらしい。
話しかけたところでどうせ言葉が通じないとかそういったことではなくて、父母の声を聞かせながら着替えやおむつやミルクや沐浴をすることでスムーズになることが多いらしい。
何かされても安心するんだと思う。
目の前の作業に没頭すると無言になってしまうので見習いたい。
夜泣きの破壊力
病院から連れて帰った昼に泣いている様子を見て「かわいい」「もっと泣いてる声聞きたい」「この声量なら夜泣きも余裕」とたかを括ってたら、夜に聞く泣き声はマジでデカい。
昼間ならミルクの時間以外に、オムツをチェックして何も出ていなければ抱っこして、落ちついたらベッドに戻して、それでも泣くなら放置していたけど、夜は抱っこしても泣き止まない時がある。
泣かせておいても死ぬわけじゃないと頭では分かっていても、泣いている子どもを放置できないほど気になって仕方なかった初夜。二人して「これが…夜泣きの…破壊力か…」となりました。
泣き癖
泣いたら抱っこすれば、割とすぐ泣き止むけど、それを覚えさせると「お!抱っこしてほしければ泣けばいいんだ」という思考になってしまいそうでよろしくない。計算高い女になりそう。
愛情たっぷり育てるけど、世界は自分の思った通りになることばかりではないということは早めに教えておきたいことの一つ。
カンボジアにいた頃、フランス人の育児を聞く機会があって印象的だったことが、赤ちゃんの寝室は大人の生活空間とは完全に別で時々様子を見にいく程度だということ。
子どもといえど、一人の人として接することが大切で、できないことがあるからそれを手助けする感覚らしい。一人で飯が食えないからミルクを飲ませる、自分で着替えができないからオムツを変える的な。
必要以上に構うことが愛情ではないし、子どもがいようが親には親の時間があるという考えを知って、これ採用したいねってなったので娘専用の部屋を作って我々は別で寝て必要な対応をするようにしています。
とはいっても、自分が抱っこすると泣き止むのはかわいい。
向き癖
ウチの子、右側を向いて寝ていることが多くて、気になった時に頭の向きを逆にしていたのですが、それでもすぐに右側を向いてしまう。
よく見ると体全体が右を向くような寝方をしていて、体育大出身としては「体の捩れで余計な力みが生まれてパフォーマンス落ちそう」と心配になってしまいました。
今日の1ヶ月検診で相談したところ、首だけじゃなく骨盤全体の向きを変えるようにしてあげるといいよと言って、グイグイ体を押してストレッチみたいなことしていたのでお風呂上がりなどに真似してグイグイやるようにしました。足は上から見た時にM字開脚みたいになるといいそうです。
泣き方
オギャーとかエーンと言わず「あへあー!」とか「うらー!」って泣きます。かわいい。
猫の嫉妬
奥さんが一週間ほど帰ってこないと思ったら、何か小さな生き物を連れて帰ってきたことで、猫はしばらく困惑していました。
特にイタズラするわけでもないけど、なんか寂しそう。
二人して子にかまいっぱなしになると、鳴きまくったり、急発進で家中を駆け巡ったり、高いところに飛び乗ったり。
蔑ろにしているつもりは全くないのだけど、寂しい思いをさせていたらごめんよ。
親
父親から2日に1回のペースで「可愛子ちゃんは何してる?」と写メの催促LINEが来ます。ほぼ寝てるよ。
育児1ヶ月目のまとめ
今までと違った生活習慣となり、気配りや考えることが増えて大変ではあるのですが、子育ては思っていた以上におもしろい。思った通りにならないその瞬間を切り取ると「なんでよー」とか「どうしたらいいの」とも思いますが、思い通り行きすぎてもきっとつまらない。
どうしたらいいんかな?って考えさせられることで、また成長させてもらっているのだと思います。張り切りすぎて疲れちゃうとよくないので、適度に力を抜いて日々の変化に楽しみ、うまくいかないことも笑いに変えながらやっていくぞ。
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