現状を変えたい、自己理解を深めたい、大きな変化をもたらしたい人に届ける本気のコーチング

【88日目】屋根の取り付けが始まった日

今日はシティゲストハウスで出逢ったテラとトモを連れて現場入り。

テラは現役で教員採用試験突破して、4月から小学校の先生になることが決まっている大学4年生。

トモも教師志望で同じく現役合格を狙う新4年生。

それにしても教師、教師志望者がよく集まる教育現場。

本日の建設現場

建設現場に行っても、ホンさんとロムさんは今日も戻ってきていませんでした。

気持ち切り替えて、今いるメンバーで頑張ります。

午前中はペンキ塗りとモルタル練り。

背の高さの違いが顕著ですな。テラと遙。

トモと眞紀。

女性陣2人は本当に根気強く、毎日ペンキ塗りを続けてくれています。2人ともハケ握りすぎて腱鞘炎気味なので、誰かこれ持って来てあげてください。

真ん中の教室の通気口 on 通気口が始まっていて、途中からは教室の境の壁も積み上がり始めた。いなくても進むならそれでいいやって気持ちも出てくる。

昼は今日もOHANAの弁当でした。最高。

恒例の食後の昼寝は、「最近寝すぎ!」って言われてしまったので自粛。

全裸に見えますが安心してください。履いていますよ。的なことをしたり

何もしていないと寝てしまいそうなのでカラオケをして、静かに休憩している人たちから顰蹙を買ったりして過ごしました。誰がサングラスかけた時だけATSUSHIじゃ!

そんな時、ホンさんとロムさんが帰ってきた。

「ごめん」って真剣に言うまで会話しないって勝手に心で決めていた。

そしたら「ごめん」どころか開口一番「ピーバー!(大変だー)」ってヘラヘラしている。

何がだよ、こっちだって大変だわって思って、無視して黙々と作業を開始したら、さすがに察したらしく無駄話なく2人も作業に入った。

しばらくして、これまでの参加者が待ち望んでいた屋根が取り付けられた。

青い屋根が、青い空をバックにしてもしっかり映えそう。

鮮やかな色の屋根が一枚、また一枚と取り付けられていく。

壁を積み上げてたヒムさん(次期村長候補暫定一位)が、ホンさんの屋根のフォローに入ったので、ぼくがヒムさんの代わりにレンガを積むために上に登る。

下のみんながバケツに詰めてくれたレンガを引き上げる。これは鍛えられそう。

足場の板がグラグラすぎて、変な力みかたしてふくらはぎの筋肉を使って攣りそうでした。

トモとテラも1日動き続けてくれて、本当に助かったよ。

トモは今夜旅立っちゃうんだけど、テラは明日、明後日と来てくれるらしい。

今日来てくれた二人は村のお母さんに人気で、カウラーとホンソワのお婿さんになってと言われていました。よかったですね。

遙も途中熱中症症状で参ってたけど、屋根が取り付けられたら何故か泣いていた。

学校建設の過程を長く見てきた人たちは、それぞれ感動ポイントを持ってて、何か進むと涙を流す。

素直にすごいな、優しいな、愛だなと思う。

ぼくは人のプロジェクトで泣けるのかな?とか思う。

そこまで人に力を使えるのかなって。

みんな心が温かすぎでは?

そんなすごい人たちに囲まれてるから、ついつい甘えが出て、やらなきゃいけないこと疎かにしたり、嫌なこと言っちゃったりする。

やっぱりぼくにはリーダーとかキャプテンの資質はないんだろうなって思いながら、この学校建設は、自分の弱いところがポロポロ出てきたまさに自分を鍛える修行だった、という学びを得ました。

まだもうちょい続くけど。

自分の心が甘いから、せめてコーヒーくらいは甘くないやつ飲もうと毎朝ブラックコーヒー飲んでます。

現場からは以上です。

カンボジア小学校建設88日目

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です