昨晩遅くまで繰り広げられたマミの誕生会のせいで朝から完全なるグロッキー。
とりあえずみんなを8時に車で向かわせて、しゅういちとまいこをバイクで向かわせて「みんなから預かったホームステイ代金を数えて支払いしてから行く!」という名目でぼくだけスロースタート。頭痛い。
数日前の昼休み明け、村の近くの国道6号線沿いを走っていた時に見かけた1人のチャリダー。
ぼくらは外国人のチャリンコ陸路横断者のような強者を見ると、必ず追い抜きざまに「Good Luck!!」と親指を立てる。
その日も同じように指を立てたら、通り過ぎた後に「あれ?日本人じゃね?」って思うような人がいたんですが、かと言って特に立ち止まりもせず通過し建設現場へ。
そのまま午後の作業を終えて夕方シェムリアップ市内へ戻ってきたところで「あれ?さっきのチャリダーじゃね?」って人がいて、俺らが学校建ててる間にこんなところまで来たのかすげえなって思いながら、かと言って特に立ち止まりもせず追い越してシティゲストハウスへ戻ってビール飲んでいたらチャリを押しながらチェックインしてくる人がいて「あれ?さっきのチャリダーじゃね?」ってなった。
そのチャリダーの名はエディ小松さん!御年53歳。
ここまでが今日の参加者を紹介する前振りです。
本日の作業現場

今日はそんなチャリダー小松さんをチャリでは引き連れず、車に乗せて建設現場へやってきました。残り一個の花壇を完成させるべく奮闘するエディさんとくるみ・マミ組。

こちらはなつき・しほ組。なつきはくるみの大学のサークルの後輩。くるみからは「私が卒業したら、このカンボジアの企画はなつきに引き継ぎたい」と信頼を寄せる1人。そんななつきが、高校の同級生しほを連れてやって来た。

猛烈な暑さの中での作業。女子大生チームが、軽い熱中症みたいな感じでテンション下がっていく中、タフガイ・エディさんはバテることを知らない。東南アジアを自転車で何往復も駆け抜けているだけあります。すごすぎ。

外のレンガ積みはみんなに任せて、ぼくは教室内の水撒き。野球部の頃の水撒きを思い出しますね。左官をする前に、塗る場所を濡らしておくとモルタルの馴染みが良くなるそうです。

かずきとしゅういちは知らん間に壁塗りやってくれてた。

2人ともこの経験を活かして現地で就職したらいいのに。

女子たちはどうしても抜けない木の根っこみたいなのを、大きな株方式で抜こうとしていました。ふざけていますか?

抜けた!ふざけてるって言ってごめん。

昼休み明け、しゅういちとまいこはクロラニュのプサー(市場)へ。
ゴミをポイポイ捨てる現地の風習に、我慢の限界になったぼくらは今更ながらゴミ箱を買うことに!

新しいもの・目新しいものを我先にと使いたがる子ども達は学校の周りのゴミをきれいに回収してくれた。どうか、ゴミ箱が当たり前になっても、ちゃんとゴミ箱に捨ててくれますように。

今日から来てくれているくるみは、8月の井戸掘りも参加してくれた。
学校建設始まった頃から、子ども達は「くるみはいつくるんだ?」って聞いてくる。村の子たちは今まで村に来てくれた人たちの名前をちゃんと覚えてて、くるみに限らず「◯◯はいつくるんだ?」って聞いてくるので「俺じゃダメか?」って聞き返して、子ども達は苦笑いというやりとりをこれまで何度もしてきた。
いざ、くるみが来たら来たで照れてる子ども達。くるみもくるみで照れながら「久しぶり〜元気だった〜?」って日本語で話しかけてる。
きょとんとした表情と何とも言えない沈黙も乗り越えて、すぐに打ち解けたくるみと子どもたち。さて本日よりホームステイ開始。

そういえば、この日はソクさんとしゅういちの相撲第二戦。
2人で仲良く転がり落ちて結果は引き分け。現在ソクさんが一勝一分けで少し有利。ロンデン村場所はもう少し続きます。

エディさん、1日お疲れさまでした!
女子大生チーム!バテてる場合じゃないよ!
たまに子どもが似顔絵やら何かの絵やらを書いてくれる。
そのままカバンにしまい込んでた絵が、この間トイレで一頻り踏ん張った後、紙がないという大ピンチの状況で出てきて、追い込まれたぼくはその紙でお尻を拭いてしまいました。
2度とこのようなことがないように、お尻の穴を引き締めます。


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