長崎の観光名所の一つ、軍艦島へ行ってきましたので行き方とか当日の写真をまとめておきます。
軍艦島は近い未来、上陸不可能になるかもしれないので、行こうと思った時がタイミングです。
ちなみに正式名称は端島で、開発の途中にいろいろ広げていった結果として意図せず軍艦の形に見えるようになったのでそう呼ばれるようになったらしい。
チケットは軍艦島コンシェルジュで事前ネット予約
軍艦島観光は人気なので、旅行日が決まったら事前にフェリーの予約を済ませておくのが無難。
ぼくは今回、軍艦島コンシェルジュという会社を利用しました。
事前にWeb予約と決済をするとQRコードが送られてくるので、当日の発券がスムーズ。
フェリーの席にはランクがあって、今回は大奮発で一番いい「スーパープレミアムクラス」にしました。
料金は11,000円。
軍艦島コンシェルジュのスーパープレミアムクラスで端島へ

ツアーは軍艦島ミュージアム集合です。
専用駐車場はないので、近場の有料駐車場に駐める必要があるのですが、夏場は地下駐車場がおすすめって聞いたので軍艦島ミュージアム前の駐車場に車を駐めました。

ミュージアム内で1時間ほど見学する時間が設けられているので、事前学習をしたり元住人の人の話を聞けたりします。

個人的におもしろかったのが、日本初の鉄筋コンクリートの高層アパートがここ端島から始まったという話。
東京でも見られなかった建築がここの大部分を占めていたそう。

こうやって飲んでいる人、想像つきまくる。

三種の神器といわれた家電が日本で10〜20%くらいの普及率だった頃、端島は100%だったらしい。
島の暮らしはみんなが一つの家族のようだったと言われていて、みんなで炊事や育児などみんなでカバーしあっていたそうな。

当時の一般的な部屋の間取り。
作りは当時の最先端でも、一般の工員に割り当てられた部屋は家族で暮らすにはちょっと狭め。
ミュージアムはいいから早く島へ連れていってくれと思っていましたが、最初にここに寄れて本当よかった。
フェリーに乗船して端島へ

ミュージアムを1時間ほど見学した後は、係の人の案内でフェリー乗り場へ歩いて向かいます。

一般席の人は着席しており、一番最後にエアコンの聞いた席に悠々と着席できるスーパープレミアムクラス。

席の後方左右に温かい飲み物と冷たい飲み物のショーケースがあります。セルフで飲めます。
航海中はずっとガイドさんが話している様子を聞けるのですが、ガイドの人が慣れすぎて早口なのと船の音でかき消されたりしてはっきり聞こえないのがちょっと残念でした。

出航してしばらくするとデッキに出られます。

また島が近づいてくるとスーパープレミアムクラスの人は船の先端へ行って写真を撮ることもできます。

一番軍艦ぽく見える位置で、写真撮るために数分止まってくれるので、これはいいサービスだと思う。

上陸前に凍ったソルティライチが配られました。
この日はマジで暑くてしんどいですよって船内で念を押してアナウンスされるほどの猛暑だったので、こちらも嬉しいサービス。

この日は天気と波に恵まれて無事に上陸。
ガイドさんの話だと4回来て、4回上陸不可能だったお客さんもいるらしいのでツイてる。

軍艦島の見学は3箇所。全て時間で区切られており自由行動は不可です。

1箇所ごとガイドさんの話を聞いて、次へ移動といった感じ。
各フェリー会社が決まった時間に運行しているので、一社が遅れると他も全て遅れるため時間厳守とのこと。

全体はこんな感じですが見られるのは、写真左側の3箇所ほど。
貴重なんだから修復すればいいのにって思いましたが、コンクリート工学者たちも認める修復しても仕方がないほどの状況なんだそうです。
だからこそ時間が経てば経つほど、見られなくなってしまいます。

海がめっちゃ綺麗でした。

帰りの船内では島原ミルクアイスが配られました。うまい。
乗り場へ戻って下船したらそのまま流れ解散。ツアー後は一度だけミュージアム再入場も可能です。
軍艦島で撮った写真など












まとめ

見学の自由度は低いですが、ミュージアムと合わせて見学することで当時の暮らしや人々の思いを感じ取ることができる貴重な体験となりました。
マジでここで5,000人ほどの人が暮らしていたのかと思うと、人ってすごいが止まらない。
最初はただの岩礁だったところに炭鉱があるとわかると、研究が進み発掘のために人が移住し賑わい、そして求めらるエネルギーの変化と資源を掘り尽くしたことで再び無人島となった端島。
いろんなドラマを想像しながら、ガイドさんの話に耳を傾けると胸がキュウってなったり笑えたりジーンとしたりいろいろな感情に浸れます。
長崎へ行く機会があれば、早いうちに端島(軍艦島)へも行ってみてください。
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