湯布院の高級旅館「彩岳館」辛口宿泊レビュー

両親が遊びに来た日の3日目は、由布岳が見える温泉旅館「彩岳館」へ。

大人一人6万弱と高級宿でしたが、部屋から見える由布岳は最高でした。

施設や温泉はよかったですが、いろいろ思うところがあったので書いておきます。

大分の宿選びに悩んでいらっしゃる方は、ぜひご一読ください。

湯布院の彩岳館に宿泊してきた

部屋タイプ

  • ラグジュアリースイート
  • プレミアムスイート
  • 和スイート
  • ジュニアスイート
  • アンティークルーム
  • アップグレード
  • スタンダート

今回はプレミアムスイートの部屋にしました。

理由はここしか空いていなかったからです。

写真いろいろ

今回は2102号室のあかねという部屋。

部屋はさすがプレミアムスイートと言った感じで広々としており、普通にマンションの一室くらいあります。

こちらはリビングスペース。

ミニキッチンみたいな感じ。ここに水道があるのはありがたい。

寝室と真逆にベッドルーム。

寝室の前には和室があります。押入れには敷布団があって、これなら2部屋とらなくても、1部屋で大人4人寝れたやんけと思いました。なんで定員2名なんだ。

寝室横に部屋風呂。由布岳は真逆だし、壁一枚挟んで通路なので、別の客室へ行く人の気配を感じる仕様となっております。

部屋の中にある洗面所。真っ黒。

お風呂も真っ黒でヤンキーの部屋?って思った。ドンキホーテとか好きそう。

事前に知っておくといいこと

湯布院の宿選び候補に彩岳館が上がっている人に事前に伝えておきたいことがあります。

接客にプレミアム感はない

柚富の郷 彩岳館チェックインの様子

ロビーにいい感じのソファが置いてあるにも関わらず、チェックインはレストランのテーブルで行われます。

そしてそこではスタッフの方々の慌ただしい姿を見ることができます。

この姿を見て「ああ、自分たちのために一生懸命働いてくれている」とは思いません。

ハッキリ言ってマイナスポイントでしかない。

あとスタッフは外国人が多く、丸暗記したであろう日本語を頑張って伝えてくれます。

なのでセリフの途中で何か聞いたり、相手の予想外の質問を返してしまうと、どう返していいのかわからなくなる模様。

外国語を覚えて頑張って働いている人を否定する気はゼロですが、日本の高級旅館のおもてなしをするにはもうちょっと頑張らないとじゃない?って感じ。

外国人に限らず日本人の方もバイトのおばちゃん、お姉ちゃんって感じでした。

普通にその辺の民泊レベルの接客。

食事処が微妙

柚富の郷 彩岳館の夕食会場

食事は個室ではなく、チェックインと同じ場所です。

由布岳が見えるとは言っても、それはテーブルの配置によるものなので窓際だったぼくらは幸いでしたが、壁側に座ったら特に景色は楽しめません。

まあ個室かどうかとかテーブルの配置は建物上仕方ないと思いますが、どうしてもいただけないのがこの配置。

おかしくないですかね?

左手前の人の孤独感がハンパなさそうなので、子どもの位置と変えてほしいと伝えたら、無言で変えてくれました。

なんか気に入らなかったんですかね?

あと食事はコース料理以外の単品を娘用に頼もうとしたら「今日は無理ですね」と断られました。

割と人の少なめな平日を狙って行ったんですが、繁忙期の満室の日だったらやってくれたんですかね?

浴衣選びは有料

部屋に備え付けの浴衣はありますが、ロビーに置かれた色とりどりの浴衣は500円です。

ぼくの庶民的な金銭感覚がそうさせるのかわかりませんが、この宿泊費をとっておいて浴衣で微妙に小遣い稼ぎしてくる感じがセコイと思ってしまった…

最初から浴衣込みの値段にしておけば、もっと満足度上がるだろうなと思いました。

部屋のコーヒーはドリップ

個人的には好みなのですが、部屋のコーヒーアメニティがちょっとこだわりすぎ。

普段から豆を挽いてドリップをしているぼくらはなんてことなかったですが、慣れていない両親は「コーヒーの飲み方がよくわからなかった…」と言っていました。

せっかくいいものを使っても、大衆的に使いにくければ場に合ったいいものとは言えない自己満な気がします。

まとめ

部屋からの眺めやお風呂はよかったですが、日本へ旅行に来た外国人を相手にするための宿に感じました。

実際に泊まった日は、自分たち以外ほぼ全て外国人で、多分彼らは満足していたはず。

個人的には同じ金額を出してまた泊まりたいか?というと正直泊まらないですが、由布岳見ながら温泉入って、大分の名物食べて、いいとこに泊まってます感をSNSで出したいだけだから別にスタッフは気にならないって人なら十分満足できるのではないでしょうか?

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