人生初のベトナム旅行へ行ってきました。今回はダナン(途中1日だけホイアン)です。
初のベトナム、初のダナンをフリープランで楽しんだ4泊5日の旅行行程を公開しながら、観光名所、レストラン、ホテルなども併せて紹介します。
ダナン1日目

まずこの日は幸先が悪すぎて、予約していた飛行機の変更が事前に行われたのですが、なんとその手続きが正常に行われていたのがぼくだけ。
彼女の飛行機は変更されていなくて、予約したTrip.comに慌てて問い合わせたのですが、Trip.comからの返事は「2人分変更されています」とのことでした。
ところがシェムリアップ空港のチェックインカウンター職員には話が通じず、どうしたもんかと二人で話し合った結果、とりあえず別々で行くことになりました。この話は書き続けるといろんな感情が湧き上がって2万文字くらいになるので、また別記事で書きます。
(追記)書きました→Trip.comで予約したフライトが変更された→空港のチェックインカウンターで変更されていないって言われた話

ということで一人飛行機。今回はアンコールエアーのプロペラ機。

大型バスが羽生えて飛ぶくらいのサイズ感。プロペラ機は飛行中の音も大きい。

ベトナムのホーチミン乗り換えでダナンへ。この乗り継ぎの際に、あらゆる現金を彼女が持ったまま自分だけ先に来てしまったことに気が付きました。

ダナンには、夕方17時30分着のフライトで到着。ホテル予約の際にお願いしていたタクシーに乗ってホテルへ向かいました。空港ピックアップはUSD換算で$10。事前にGRABという配車アプリを使えるようにしておくといいですね。
今回は全4泊中、最初の2泊はビーチ沿いのDan Oasis Hotelに宿泊をし、残り2泊はSea Phoenix Hotelというホテルに泊まり、一回の旅行で二箇所のホテルを満喫。

このホテルは部屋自体は抜群によかったのですが、繁華街や市街地からはちょっと離れていて近隣には英語が通じるお店やクレジットカードが使えるお店が少なかった印象です。

ATMも近くになくて、ホテルから最初のATMを見つけるまで20分近く歩きました。そのATMでは何回カードを入れてもキャッシングができず、結局彼女が来るまでぼくは一文なし。部屋の冷蔵庫に冷えていたハイネケン6本飲み尽くして彼女の到着を待ちました。
宿に到着するまでには、最低でも人数×1万円分くらいは現地の通貨であるベトナムドンを用意しておくことをおすすめします。
またWi-Fiに頼らずに近くに何があるのかを把握できるように、空港でSIMカードを購入しておくべきですね。
地図アプリはGoogleマップが使いやすいですが、オフラインでも使えるMaps Meもダウンロードしておくと安心です。

彼女とホテルで合流したのが22時過ぎ。そこから二人で夕飯を食べに行きました。
ホテルの近くの海鮮を取り扱うローカルな食事処へ行きましたが、本当に英語が通じなくて、久しぶりに身振り手振りでコミュニケーションをしたなという印象。

何かの魚。食べ方がGrille、Fried、Wasabiが選べたのでWasabiを選んでみたら…

生で出てきました。Wasabiは刺身って意味だったらしい。淡白でしたが臭みはなくておいしかったです。
ベトナムドンは桁が大きいので、慣れるまでお会計は本当手こずりそう。
世界中の通貨の相場観が簡単にわかる「Currency」というアプリも非常に便利なのでおすすめ。
ダナン2日目

2日目の朝も天気は微妙。

前日に夕飯を食べに行ったお店の横にmお粥のお店があったので入店。香草いっぱい!

中には魚の切り身。

エビなど海鮮がたっぷり入っていてうまい。東安アジアは朝からお粥が食べられるのがいい。

食後は市街地へ繰り出してSIMカードを購入。
ベトナム在住者からの情報では、SIMカードはmobifoneかVIETTELを入れておけば問題ないそうです。ぼくはVIETTELの3GBで70,000ドン(約350円)を選びました。
その後は彼女の趣味でもあるローカル市場巡り。ダナンにはハン市場、コン市場の二つがあって観光客向け、ローカル向けと二つの雰囲気を楽しめます。
→ハン市場(Googleマップ)

ランチタイムからはビーチの方へ戻り、浜辺で乾杯。
ここはダナンで人気の「ミーケビーチ」のやや南側にあるBEACH LIBRARYというお店。
ベトナム料理はもちろん洋食系のメニューもあるので幅広く楽しめます。

パラソルの下で食事をしながら、そのまま目の前の海にも遊びに行けるので非常に便利ですね。

サーフボードや浮き輪などの貸し出しなども近くにあって楽しみやすいのですが、弱点はシャワースペースがないことなので、がっつり海に入りたい人はこのお店の北側にあるミーケビーチがいいかと思います。
夕日が沈む前までビーチを堪能して、一度ホテルに戻ってシャワータイム。

夕飯はここからもう少し南下したところにある「Babylon Steak Garden」に行きました。
食べたステーキは柔らかなUSビーフで、写真の量で500g。3人でぺろっと行けちゃいます。

なんで3人?1人増えてるじゃん!って思いましたか?それはホーチミン在住のナッツが遊びに来てくれたからです。みらいスクールのトイレ建設を手伝ってくれた仲間の一人。
この前日、ホーチミンでトランジット中にインスタのストーリーに流したら、すかさずキャッチしてくれて「ベトナムに来るなら遊びましょう」って連絡をくれました。
残念ながらホーチミンではなくダナンへ行くのだと伝えると「じゃ私がダナンに行きます」ってことで来てくれました。ありがとう。
ちなみにナッツはランチから合流しており、たくさん飲んで語って一緒に海にも入って楽しかったです。また会おう。

ベトナムに来て初めて知ったビール「LARUE(ラルー)」。最初は草っぽい味でクセがあるなって思いましたが、そのクセが飲んでいるうちに癖になる。カンボジアでたまに飲むAnchorに似ている。

ベトナムは、ハイネケンビールの消費量世界2位らしく、どこに行っても飲めます。
このステーキハウスの斜め向かいにある「Draft Berr Danang」というお店では、ハイネケンの生ビールがお手頃価格で楽しめましたので、ビール好きはぜひこちらも行ってみてください。

さらにビール情報としては、ステーキハウスとドラフトの間のスポーツバーではサッポロの生ビールも置いてありました。
日本のビールが恋しい諸外国在住者には嬉しいですね。
スポーツバーの位置情報が出ませんでしたが、きれいな真っ青のビリヤード台が見えるのですぐわかると思います。
ここのビリヤード場は上級者がゴロゴロいましたので、腕を磨きたい方はぜひ。
ダナン3日目

3日目の朝、ようやくこのホテルをとった恩恵が。天気が良く朝日で目が覚めました。

ホテルの目の前のビーチを散歩。

2泊ごとに違うホテルで予約をしていたので、この日はホテルを移ります。
上の写真のようなシービューの部屋から、このような屋上プールのあるホテルへ。

海もプールも楽しめて最高。ホテルは個別レビュー書いています。
ホテルチェックイン時に、レンタルバイクの手配をしてもらいました。シーフェニックスホテルでは24時間で200,000ドン(約1,000円)。
ぼくらはちょうど正午にチェックインしたので、48時間お願いをして帰る日のチェックアウトまで借りることにしました。

チェックイン後は、ホテルのすぐ近くにあったローカル食堂でフォーとチキンライスを食べることに。こちらはベトナムと言えば!の牛肉のフォー。

こちらは超絶パラパラのチキンライス(チャーハン)。この2食で50,000ドン(約250円)。安すぎ。たまたま通りがかって人が多かったので入ってみましたが、地元の学生などを中心に多くの人で賑わっていました。安くて早くてうまい店だと思います。

お腹を満たした後は、田舎道をツーリング。ちょっと離れた泥温泉を目指します。
「温泉」というワードに目がないのが日本人ですね。
地図を見てもらうとわかりますが、ダナンの繁華街のビーチエリアからは割と距離があります。
ぼくらはGoogleマップで調べながら走ってだいたい40分くらいかかりました…が!!

まさかの休園日…。見た目がもはや閉園した感じですが、中に人はいたのでやってはいるんだと思います。ちなみに行った日は月曜日だったので、トライする人は別の曜日に行ってみてください。
(2025年追記)閉業したそうです…

仕方がないので来た道引き返して、ロッテマートというショッピングモールへ行きました。

外国で「ロッテ」と聞くと免税店かなって思いましたが、一般的なショッピングモールでした。
日用品から食料品、ファッションやおもちゃまで取り扱っているデパート。雰囲気はイトーヨーカドー。

お惣菜コーナーにあった高級そうなバインミーはなんと15,000ドン(約75円)。スーパーなのに屋台価格。

ATMかプリクラ機に見えたこの箱はなんとカラオケBOX。OKARA(オカラ)って…
ロッテマートの近隣にはサンワールドという遊園地みたいな施設もあります。

この観覧車は滋賀県の遊園地から運んで来たものらしい。この施設は入らずに外から眺めただけです。

一度ホテルへ帰って屋上のバーで乾杯したり、ビリヤードをして小休止。

夕飯は市街地で大人気という海鮮レストランBe Anhへ行きました。ここハードル高い。
お店に行くと大盛況でほぼ満席だったのですがスタッフが「2人?」と聞くので頷くと、そのまま中の方を指さされたので進んだら空席があり近づくと、別のスタッフから「No! You Outside(外行け)」と言われ…
仕方なく外の席に座ろうとしたら、これまた別のスタッフが水槽を指差しています。「メニュー プリーズ」って言っても「ノー」と言われます。なんで。

どうやら何を食べるか選んでから座れとのこと。なんだこのたらい回しは…
で、水槽を見に行くんですけど、水槽の周辺にいる人からは「え?なに?」みたいな顔されるんですよ。

名前もわからんものたちを直感で選んで…

「これくれ!」みたいな感じで近くの人に言います。ちなみに全部kg売り。
参考価格(kgあたりの値段)としては
- ロブスター 1,400,000ドン(約7,000円)
- えび 800,000ドン(約4,000円)
- 大アサリ(みたいなの) 200,000ドン(約1,000円)
ぼくらはエビとあさりみたいなのを0.5kgずつ頼みました。

エビは丸焼き。

アサリはレモングラス蒸しみたいなスープにしていただきました。味はおいしかったですが、頼むのに疲れた。
→Nhà Hàng Bé Anh(Googleマップ)

帰り道は夜景鑑賞も兼ねて、ドランゴブリッジとトランティリブリッジへ。週末は火を吹くというこのドラゴンですが。

なんで目がハート?

せっかくなので、ドラゴンブリッジの入り口にあるナイトマーケットを散歩して帰りました。

似顔絵を描いてくれる人。

歌を歌っている人。

体重を測ってくれる人などがいました。

キレイな雑貨が売っていたり。

キーホルダーに文字を掘ってくれたり。

射的ができたり。

風船割りができたり。夏祭りみたいで楽しい。夏祭りみたいなことが日常的に行われている東南アジアってやっぱ最高ですね。

フードコーナーもあります。

締めにカオラウを食べて帰りました。
ダナン4日目

昨日借りたレンタルバイクで、五行山(マーブルマウンテン)と古都ホイアンを目指します。

まずは五行山。途中までエレベーターで行けるという仕組み。足の不自由な人やお年寄りには優しい観光地ですが、見た目的にはなんだかなって感じ。

エレベーターで行きたい人はこの受付窓口。

歩いていくぜって人はこの窓口で入場券を買います。(40,000ドン/ 約200円)

この先にチケットチェックがあります。

係の人に破られます。この作業いる?

いい感じに足にくる階段。

少年期の悟空が住んでいたパオズ山みたいな景色が続きます。

頑張って登った先にはmダナンの街を見渡せる景色。

沖縄っぽい風情を感じるお寺や

ひんやりとした空気と柔らかな光が差し込む洞窟など。

「シービュースポット」と書かれた看板の先は…リゾートホテルが続々開発されていたりしていました。

ちなみに五行山はパワースポットらしく、険しい道の途中には岩に見せかけたスピーカーからヒーリング効果がありそうな音楽流れてたり、ゴミ箱が切株風だったりして景観を大事にしている気持ちだけは感じられます。

あとクライミングができる箇所もあります。好きな人は好きだと思いますが、神聖そうな山でこういうアクティビティありなんだって感想が湧きました。

五行山と言うだけあって山が五個あるんですが、一個登っただけで高校野球の夏の練習くらい汗かいてる。完全にナメていた。あと四行山ありますが、下山して五行山からさらに南へ向かいホイアンを目指します。
ぼくらはバイクで行きましたが、タクシーやバスでも午前中に五行山、午後からホイアンはメジャーなコースみたいです。

五行山からホイアンへは、地図を見ながら向かったので約40分くらい。
途中休憩で立ち寄ったローカルコーヒー屋さん。

コーヒー頼んだらを「ミルク?」って聞くので「イエス」って答えて、ついでに「ノーシュガー」って付け足したら、砂糖たっぷりブラックコーヒー出てきたから、心の中でグーパンチしておきました。

そんなこんなありながらも、やってきました!古都ホイアン。

来るまでは、川辺のボートに乗ってのんびり川下りするようなアクティビティもいいなって思いましたが、客引きが激しめでちょっと萎えたので乗るのやめました。

川沿いにあったレストランで昼食。

ミーガオとブンボーを注文。どちらもうますぎ。

ローカル食堂ではなくて、外国人観光客向けベトナム料理って感じでお値段もやや高めでしたが、味は抜群に美味しかったので大満足でした。
→The Shamrock Irish Pub Hoi An(Googleマップ)

街並みがかわいいので、ぶらぶら散歩するだけでも楽しいホイアン。

気の向くままに二人で歩き回りました。

楽しい。住みたい。

途中立ち寄ったお店で見かけた肌触りのいいシャツ。彼女が買ってくれました。

ローカル市場も近くにあって、彼女は楽しそうでした。

日本橋。渡るのは有料だったので、渡らんでもいいかと思って見るだけ。
せっかくなので、夜のランタンに照らされた街並みも見たいのですが、とにかく昼からひたすら歩き回ったためこれ以上歩くと夜の元気がなくなる…

ってことでビリヤードをやりに来ました。
→ビリヤード場(Googleマップ)

その後はビリヤード場のすぐ近くにあったマッサージ屋さんで回復。

そうそう!こういう景色が見たかったんですよ!ってことで、昼とはまた違う彩を見せてくれる夜のホイアンを散歩。

涼しくなって歩きやすいので、人も増えたような気もします。枝垂れ柳が趣あっていい。

涼しいとみんな歩くので人力車の兄さんたちは暇そう。

夕飯は特に下調べもなくふらっと入ったこのお店が完全に当たりでした。

ベトナム風お好み焼きのバインミー。ライスペーパーに包んでどうぞ。

昼も食べたミーガオ。好きすぎて再注文。

ホワイトローズって何?と思って頼んでみたら、プリッとしたエビがうまい水餃子みたいなのでした。

ワンタンのスープ。しょっぱすぎないいい感じの塩気が効いたスープ。完飲したいけど危ないやつ。
何食べてもおいしかったので、ホイアンで何食べよう?ってなったら行ってみてください。
→Old Garden Restaurant (Vườn Xưa)

食後はお腹いっぱいのお腹を落ち着かせるために軽く散歩しながら、夜風を感じてナイトツーリングでホテルへ。

日中ほてった体をナイトプールでクールダウンして寝ました。いい日だ。
ダナン5日目(最終日)
ついに迎えてしまいました最終日。
行きたいなって思っていたところは割と行き尽くした感じがあるので、最終日はホテルをレイトチェックアウトして屋上プールや目の前のビーチをギリギリまで楽しむことにしました。

本当はハマグリのフォーが食べられるって情報を手に入れたので、貝好きであり麺好きである身としては食べるしかねぇ!ってなったんですが…
海鮮フォーって書いたお店に行ったらそもそもフォーが無かったので看板のPhoの部分を心の中で蹴りつけておきました。無念…。
Hai Sanって書いてあったら海鮮のお店ってことがわかるようになったことが今回のベトナム旅の収穫です。次に生かします。

仕方がないので、宿の近くで見かけたブンチャー(つけ麺みたいなの)のお店。下調べなく入りましたが、ここがまた大ヒット。
ベトナムで食べるブンチャーも地域によってその食べ方は異なるらしく、前日にホイアンで食べたホイアン式と、ここで食べたハノイ式は別物でした。ホイアン式=まぜそば、ハノイ式=つけ麺みたいなイメージ。

食後のベトナムコーヒーもいい感じに甘ったるくておいしかったです。
→Bún Chả Hà Nội Homeplus(Googleマップ)

ホテルの近くのビーチで最後のダナンの海を満喫。

その後はホテルに戻って屋上プールでのんびりしたり

ビリヤードを満喫したりするなど。
Booking.comのGenius特典で無料でレイトチェックアウトが受けられたので、最後の最後までホテルを満喫できました。

帰りはGRABアプリを使って、格安&快適に空港まで向かいました。
まとめ
ということで全行程をまとめました。
全くのノープランで向かいましたが、各所を巡ってかなり大満足の旅となった今回。
- ベトナムの通貨(ドン)の準備
- 空港やAmazonでSIMカード購入、もしくはイモトのWiFiなどのネット環境準備
- GRABなどの配車アプリの準備
などをしておくと、もう少しゆとりがあったかなと思いますが、楽しい旅でした。
ダナンの土地柄も気に入ってしまったので、また遊びに行きたい。
行き同様、帰り道も彼女の飛行機チケットを巡って一悶着ありましたが、それはまた別記事で書きます。
そんな感じで、ベトナムのダナンへの旅行をお考えの方々の参考になりましたら幸いです。
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