移動生活やホテル暮らしをしている際に頭を悩ませる一つが衣類の洗濯。
ぼくは旅先では、基本的には部屋で手洗いをする主義ですが、次の宿や国への移動のタイミングでの洗濯って難しいですよね。
一晩明けてもなかなか期待通り乾いてくれなかったなんてしょっちゅうです。
かと言って、たくさんの衣類も持ち歩きたくないので、所有する衣類の枚数も限られています。
一番避けたいのは、生乾きのまま収納して移動、もしくは着用ではないですか?
生乾きの匂いは絶望ですよね。好きな衣類すら、瞳を閉じると雑巾に思えてきます。
そこで今回は、「手洗いした衣類の簡単な乾かし方」を紹介します。
生乾きの衣類を速乾させる方法
速乾といっても、今洗ったばかりのビチャビチャの洗濯物を速乾させることは不可能です。
なので前日の晩までに、洗って干しておくことは大前提。
前の日に泥酔せずに、しっかり洗って干しておいたものとして話を進めます。
今回必要なものは
- ビニール袋
- ドライヤー
のみ。
多くのホテルでは、各部屋にドライヤーが用意されています。
ゲストハウスでも、フロントに頼めば貸し出しをしてくれる場所が多いです。
最近は、各国のコンセントの電圧に対応して、持ち運びに便利なドライヤーを持ち歩いている人もいるかと思います。

(2022年4月追記)彼女が海外旅行対応電圧のドライヤーを買いました。
ドライヤーとビニール袋で衣類を乾かす手順

やることもとってもシンプルです。
- 生乾きの衣類をビニール袋にぶっ込んで
- ビニールの入り口からドライヤーの温風を入れながら
- Shake it!!
以上です。
注意点

温風が逃げないように、なるべくビニールの口を閉じることに注意しましょう。
ただし、完全に密閉すると空気の逃げ道がない上に手が激アツで「熱い熱い熱い熱い!」ってなるので適度に。
原理としては、乾燥機と同じ状態を作り出すってことだと思います。
ビニールを振ることで衣類を踊らせて、温風を各所に当てるという感じ。
欲張ってあまり詰め込みすぎると、衣類の隅々までドライヤーの温風が届かないので、かえって時間がかかりすぎます。
オススメはパンツ、Tシャツ、靴下1セットずつくらい。
衣類を入れて、温風を当て始めたら袋ごとシェイクして衣類に満遍なく風を当ててあげます。
衣類の生乾き具合にもよりますが、時間もそんなにかかりません。
5〜10分くらいで、様子を見ながら行ってみてください。
旅先での衣類の速乾方法まとめ
この手法を知っていれば、もう移動間際の洗濯も怖くありません。
移動した先でカバンを広げて、生乾きの匂いでテンションを落とすことも無くなります。
ただ、これは速乾方法の一つなので、やはり計画的に洗濯するのがベターなのかもしれませんが、緊急時にはぜひ一度試してみてください。
なお、移動中の洗濯にふさわしい洗剤もありますのでそちらも合わせてどうぞ。機内持ち込み対応なので持ち物が少ない旅人にもおすすめ。


※過去記事を加筆修正して再公開しました(2025.4)
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