今年からキャンプを始めたのですが、キャンプを始めたら絶対買いたいなって思っていたものがあります。YETI(イエティ)のクーラーボックス「タンドラ」です。6万円超えの超高級クーラーボックスを買っちまいました。
こういう「いつかこうなったときは、こうしたいな」っていう自分の願望を叶えて、過去の自分との約束を守っていくことが大事ってどこかの偉い人の本に書いてあったので、必要な投資だと思います。なのでいつかはYETIほしいなって思っていた人はこの機会に買いましょう。
クーラーボックスにYETIを選んだ理由
一生物だからです。
クーラーボックスに限らず、何かモノを買う時はできるだけ一生使えそうなもの、一生使いたいと思えるものを選ぶようにしています。
例え買う時に怯むような値段でも、一生使えるならそれは簡単に元が取れるので、実質タダみたいなものです。
すぐ壊れて買い替えが必要だったり、使うの嫌になって買い直したり、「本当はアレがよかったんだよな」と未練たっぷり引きずるくらいなら、最初から心踊るやつを買おう。
シンプルだけど耐久性のある構造なので、飽きずに素人から玄人まで使いやすいまさに一生物です。
俺のYETIを見てくれ
アウトドア好きなアメリカ人兄弟によって2016年に創設されたYETI。「存在する限り、毎日使い続けることのできるクーラボックス」というコンセプトが最高です。
漁師や猟師などのプロのアウトドアの現場では、ハードな使われ方をすることが多いクーラーボックス。第一線で活躍する人たちのために生み出されたのがYETIは保冷力と耐久性に優れた最強の製品です。
サイズ展開もいろいろありますが、選んだのはタンドラ45。ファミリーやデュオキャンプにもおすすめ。カラーは定番のタン。キャンプ場に馴染みやすいいい色です。
名称 | YETI(イエティ) タンドラ45 |
サイズ | 外寸:65.41cm×41.28cm×39.05cm 内寸:47.9cm×27.0cm×29.2cm |
重量 | 10.43kg |
シェル素材 | ポリエチレン |
フォーム素材 | ポリウレタン |
基本カラー | ネイビー・タン・ホワイト |
YETIのクーラーボックス「タンドラ45」のいいところ
タンドラ45のおすすめポイントを紹介します。
最大5cmの断熱材が生み出す圧倒的な保冷力
内部の氷を最大7日間溶かさずに保つ保冷力は圧倒的。よく冷えます。数泊のキャンプなら家から持って行った保冷剤で余裕です。保冷剤が溶け切ってしまった後でも、余韻でしばらく冷えています。
高い密閉構造により車内の温度に影響されにくいので、冷えた状態で売られていた物を保冷剤なしで突っ込んで長めの距離を帰る時にもおすすめ。
熊でも破壊不能な耐久性
アメリカのグリズリーベア委員会からは、熊にも耐えられる製品として認定を受けているので耐久性は桁外れ。
激流にも耐えられるカヤックと同じ構造を採用しているため、熊と出くわさなくても優れた耐久性を発揮します。
劣化しやすく破損の原因になりやすい蓋とボディの繋ぎ目をなくして作られている点も、長く使い付けられるポイント。
椅子にもなる
熊でも壊せない耐久性なので、人間が乗ったり座ったりしても大丈夫。体重75kgの成人男性が踏み台にして乗っても、椅子代わりに休憩しても余裕なのでクーラーボックス以外の使い方もできて用途の幅が広がります。
シンプル構造なので洗いやすく衛生的
構造がシンプルなので、汚れても丸洗いしやすく衛生的です。耐久性があるのにシンプルってすごい。人はあらゆることを複雑にして価値を作りがちだけど、本当に価値あるものは意外と単純だったりする代表的な例。
収納力と使いやすさ
収納キャパは約43L。複数人で使うのにおすすめのサイズ感。350mlの缶ジュースが28本(氷を除く)入る大きさなので、缶ビール1ケース以上の収納力。
2Lのペットボトルを寝かせて2本収納できる奥行きも使い勝手がいい。
付属のカゴを活用すれば、大きくて嵩張る食材と小さめでバラつきやすい食材を分けて保管できて便利。
持ちやすい
側面に用意された持ち手。グリップに手をかけて本体を持ち上げようとすると、ロープが本体にいい感じに引っかかって持ちやすい。
このグリップのおかげで、ロープが手に食い込まず持ち運びしやすい。
本体をガッと持ち上げやすいように指が引っかかるポイントもあります。
交換可能な消耗品パーツ
個人的におもしろいなって感じたのが、蓋と本体を接続するラバーパーツ。
やや下方向に引っ張りながら開閉します。女性や力の弱い方は最初少しだけ苦戦するかもしれません。
こういう消耗部のパーツはいつか破損します。これもラバーなので切れてしまうかもしれませんが、その場合は新しいパーツと交換するだけ。もしここがプラスチックでできていたりすると、交換不可だったりするので、消耗品を交換しつつ本体を長く使い続けられるのも嬉しい設計。
YETI タンドラ45のイマイチな部分
イマイチではないんですが、人によってはデメリットになりそうな部分を書いておきます。
10.5kg
空の状態でも本体だけで10kgあるので、人によっては「重たい…」と感じるかもしれません。そういう場合は
- ジムに行って鍛えて10kg=軽いという価値観で生きる
- YETIは諦めて発泡スチロールを使う人生にする
で解決できます。
ベッドキット下に入らなかった
これは我が家にとっての不都合な点ですが、ハイエースに取り付けられているBASIC-RVというメーカーのベッドキット下には収納できなかったのが悔やまれる点。本当はベッドキットの下に入れておければ、積んだまま車中泊もできてよかったのですが、こればかりは仕方がないですね。
YETIは高いという人へ
一生使える耐久性と多くの人の心を掴むかっこいい商品を開発して6万円未満で売ってみてください。
まとめ
YETIのクーラーボックス「タンドラ45」を購入したので、使ってみた感想などをレビューしました。熊でも壊せないクーラーボックスがぶっ壊れるくらい使い倒して、家族みんなで最高の思い出を詰め込んでいこうと思います。
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