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視点は変えられる

本日のコーチング中の気付きをシェアします。

普段当たり前に使っている言葉の中には、意味を理解しているつもりでも、凝り固まった捉え方で見てしまっているものがたくさんあります。

例えば「頑張る」。

あなたにとって、頑張るとはどういうことですか?

  • 歯を食いしばって困難に立ち向かうこと
  • 手間や時間をかけて取り組み質の高いものを生み出すこと
  • 人よりも多くを得ること、他人に勝つこと
  • 自分に負けないこと
  • できないことをできるに変えること
  • 知識を増やしたり、スキルを高めること
  • 楽しみながら学ぶこと

人によって、同じ「頑張る」という言葉でも、どういった視点で見るかで捉え方が大きく変わります。

どれが正解とか、どれが間違っているというものではありません。

人それぞれ「頑張る」は異なります。

今回伝えたいことは、視点を変えられるということ。

例えば、好きな食べ物を食べている時を想像して、その時の気分に浸ってみてください。

その状態で見る「頑張る」からは、どんな言葉や感情が浮かんできますか?

また別の視点で、好きな映画やアニメを見たり、漫画や小説を読んでいる時の気分を想像して浸ってみてください。

その状態で見る「頑張る」からは、どんな言葉や感情が浮かんできますか?

真逆の視点から見ることもできます。

大嫌いな物を目の前にしながら見る「頑張る」とは?

大して興味もない事柄に取り組みながら見る「頑張る」とは?

おそらく、最初に考えた「頑張る」とは異なる言葉や感情が浮かんでくるのではないでしょうか?

このように、同じ言葉や事柄に対しても視点を変えるだけで見え方は、多少なりとも変わってきます。

大切なのはここからで、あなたはどの視点で「頑張る」を見たいですか?

視点は変えられることができ、いくつも持つことができ、そして自分で選ぶことができます。

「頑張るとはこういうこと」と一つの視点だけでとらえず、いろんな視点から眺めることで、いろんな頑張り方が見え、今後の取り組みに変化が生まれます。

繰り返しですが、どの視点で見ても正しいとか間違っているはありません。

全てあなたが持つ感覚であり、どれか一つに決める必要もありません。

大切なのは、一つに絞らないこと。

そして自分で選ぶこと。

今回は「頑張る」をテーマに、好きな食べ物や映画や本などをイメージした視点で書きましたが、もちろん「頑張る」の部分も、視点の持ち方も自由です。

「仕事」を「虫の視点」で見たらどんな言葉や感情が出てきますか?

「お金」を「天の川の視点」で見たらどんな言葉や感情が浮かんできますか?

「結婚」を「山登りの視点」で見たらどんな言葉や感情が出てきますか?

視点を変えることでバランスをとり、豊かな人生を作っていく手掛かりになれば幸いです。

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