旧ブログの記事を加筆修正して再公開しました
カンボジアはほぼほぼ常夏なので、これまでは主にTシャツ・短パン・サンダルで過ごして来ました。
それはそれで悪くないのですが、やっぱりちゃんとした格好をすると背筋がピンとします。
いい歳なので中身はダメでも、ちゃんとしてそうに見えるように足元をアップデートすることに。
これまで結婚式などの冠婚葬祭で革靴を履くべき時は、リーガルの革靴を愛用していました。
でも私服に合わせにくいし、なんなら年数回のために持つ靴ってなんだよ出番少ないくせに偉そうに靴箱に鎮座してんじゃねえよって気持ちで断捨離を決意。
ヤフオクで2万で売れました。ありがとう。
PADRONEのサイドジッパーショートブーツがノマドワーカーにピッタリ
購入したのがこちら。PADORONE(パドローネ)というブランドのショートブーツです。
PADRONEとはイタリア語で雇い主という意味があるらしく、親方(雇い主)の下で技術を学び長年の経験を積み初めて職人となった人たちの古き良き時代の伝統や技術に敬意を払い現代に継承していこうと言う意味が込められているそうです。
ぼくはこういうものづくりの裏のドラマでキュンとさせられると無条件で買いたくなってしまうことが多く、まだ履く前の手にした瞬間からとてもいい買い物をしたという気持ちでいっぱいになりました。
数あるパドローネの革靴の中からなんでこのタイプにしたかっていうと紐がないからです。紐履って最近なんだかめんどくさいと思うお年ごろでして、いつかほどけるとわかっている靴紐を何度も結ぶことに疲れてしまいました。紐のないタイプの革靴もまたこの世に溢れていますが、なかなか気にいるデザインに巡り会えない中で、これは見つけた瞬間に一目惚れ。
ひとつひとつ手作りされた革靴には職人さんによる自然なシワ加工が施されており、履いたその日からずっと自分と人生を共にしてきたパートナーみたいな親近感を得ます。
PADRONEのサイドジッパーショートブーツのサイズ感とか選び方
サイズは普段28とか28.5cmの靴を履くぼくが42(27.0〜27.5cm)を選びました。
革靴やブーツって普段履いている通りのサイズで買うとブカブカして歩きにくいと言う過去の経験値に基づく判断でしたが、届いて箱から開けた瞬間に「やべ小さかったかも」と思い、いざ足を入れようとしたら全然入らず次の瞬間にはショップに電話してサイズ交換の依頼をしてました。
あいにくもう一つ大きなサイズが品切れで入荷目処も立たず交換ができないので返品という形になると言われ、心の中でマジかって思いながら「あーそうですか」と口にしても諦めきれず、どうせなら一回無理にでも履いてやろうと思い靴べらを滑らせたらあら不思議。
すっぽりハマりました。指先や足幅のサイズ感にも問題はなく、多分革特有さで入り口だけ狭かったけど履いていくうちに自分の足に馴染むタイプだと実感。
勝利を確信したぼくはそのまま「やっぱり問題なくはけそうでしたわハッハッハ」と言って電話を切りました。なんだったんだって思われたに違いない。さっきまで「全然入らないんですけどぉ」とか言ってたくせに!!!
PADRONE(パドローネ)のおすすめポイント
で、このパドローネのブーツを選んだ最大の理由は「スーツはもちろん私服で合わせてもおかしくなさそうなものがほしい」だったので色は黒をチョイス。
結婚式にも履いていけそうだし、私服に合わせたらスーパーおしゃれだし、急な打ち合わせとかで人に会うときにもカジュアルすぎず申し分ないので
- シーンに合わせた物をアレコレ多く持ちたくないミニマリスト系で
- 普段はスーツ着たくないとか思っている
- だらけがちなノマドワーカー
にぴったりだと思います。
もう一つのおすすめポイントとして非常に歩きやすいです。歩きやすいというか変な歩き方ができない感じがします。革なので全体的に硬いので足がしっかり保護されている感覚。
合わない靴を履いていると足のアーチが落ちてきて扁平足とか外反母趾になりやすいのですが、靴の中で足がぶれないので正しい歩行や姿勢が身につきそうな予感です。
革靴ってどれも長時間履いたり歩いたりすると足によくなさそうな印象ですが、このパドローネはずっと履いて歩けそう。
まとめ:PADRONEいいぞ
靴底まで牛革で作られているとのことで、最初歩くと小石をふんずけるために弾けた音がします。
こういう商品は消耗しても直しながら長年愛用できるので、この靴底が何台目のソールブラザーズになっても使い倒す覚悟であります。いい買い物をした。
2023年追記
購入から4年経って、足裏に穴が空きました。
靴屋さんで修理を依頼しようとしましたが、修理不可ということで泣く泣く手放すことになりました。
現在はアシックスの革靴を履いています。
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