登山や長期旅行の際に必要になる大型のバックパック。
ぼくは半年ほどカンボジアで生活するにあたり「持ち物は全て大きなバックパック一つにまとめたい」と考えました。
大きなサイズのバックパックはこの世に溢れているけれど、大きさだけで選んで何でもかんでも詰め込んでしまうと
- 重すぎて背負うのがしんどい
- 詰め込んだ持ち物が取り出しにくい
- バックパックの耐久性がなかった
となってしまって困ります。
登山や旅行先では、扱いにくいバックパックは身の危険にもつながるので、バックパック選びはとても重要。
そこに山があったから登るとするならば、絶対外せない買い物がその前にはあります。
この記事が大型バックパック選びの一助になりましたら幸いです。
グレゴリーのバックパックを選んだ理由

グレゴリーを選んだ理由は
- カバンに特化したブランド
- 背負いやすく疲れにくい設計
- 長く使える耐久性
- 一生使えるものづくりへの執念
だからです。詳しくは別記事をご覧ください。
グレゴリーの大型バックパック「バルトロ75」

今回購入したのは、グレゴリーの大型バックパック「バルトロ」です。
バルトロがグレゴリー製品に名を連ねたのは2008年ですが、年々改良がなされ、バックパック本体の軽量化や背負いやすさの追求が行われています。素晴らしい企業努力。
グレゴリーの大型バックパック「バルトロ」の容量は4種類

一言でバルトロと言っても容量は65L、75L、85L、95Lの4パターン。
「何泊するなら〇〇L」とは言い切れないのがバックパック選びの難しさでもありますが、同じ期間でも登山や旅行スタイルによって必要なものが異なります。
バルトロのサイズ展開

容量は荷物を加減すれば調整が可能ですが、買う時に絶対外したくないのがバックパック本体のサイズ選びです。
グレゴリーのバックパックは同じ容量でもS,M,Lサイズがあり、自身の身体に合わせて選ぶことができます。衣類と一緒です。
ぼくは、バルトロの中でも「75L」「Mサイズ」を買いました。
正しくデザインされたパックは背負うのではなく「靴のように身につける」ものなのです。ウェインは、人々が時間をかけて履き心地の良い靴を慎重に選んでいる事に気が付きました。「人々はこんなにも履き心地を重視して靴を選んでいるのに、どうしてパック選びは同じ様にいかないのだろう?」という疑問を抱いたのです。
引用:グレゴリーHPより
サイズ選びは専門店でやってもらえる

「自分の身体に合ったサイズなんてどこでわかるの?」と思いましたか?一番確実なのはGREGORYの専門店へ行くことです。専用のアイテムを使ってトルソー(胴体)の長さを計測してくれます。
ぼくはGREGORYの専門店がない田舎町に暮らしていますが、アウトドアショップの「SWEN」でも同じような計測をしてもらえました。
スタッフさん曰く「お客さんの場合MでもLでもイケますね。好みによりますがMの方がよりフィットして疲れにくいと思います」と言われたのでそのようにしました。身長178cm75kgの男性は参考にしてみてください。
大型なのに背負いやすいバックパック「バルトロ」の特徴
バルトロ75を買ってみて感じるいろんな特徴を紹介します。
長時間移動でも疲れにくいショルダー

バルトロのショルダーベルトとウエストベルトは、ただ厚みがあって耐久性があるだけでなく、より身体にフィットする構造が仕掛けられています。
バックパックは背負うだけでなく、背負って歩くからこそ歩行中もなるべく身体に負担がかかりにくいように重心の位置を調整してくれます。
腰パッド

フィット感がアップする腰部分のぽっこりとした構造。
一度背負ってみるとわかりますが、この部分がうまく腰にフィットすることで体が感じる重さが軽減されます。また背面部と荷物を内蔵する本体との間には隙間があるので硬いものや角ばったものを入れていても、持ち物が背中に当たる不快感はありません。通気性もGOOD。
荷物が取り出しやすい

「バックパックは上から詰め込むので下の荷物が取り出しにくい」という概念を打ちこわしてくれる扱いやすさ。まずフロントポケットが大きく開閉するので、メイン部分の荷物の出し入れが簡単です。
メインポケットとは隔てられた底部にも持ち物が収納できます。そしてなんとこの底部のエリアとメインのエリアが内部で仕切られているのですが簡単にアクセス可能。「底の部分にしまったと思ったけどなかったわあっはっは」って時にそのまま仕切りを開ければ、ファスナーを開け直さなくても荷物が取り出せます。非常に便利。
ドリンクホルダーとウエストベルトも便利

本体側部に用意されているドリンクホルダー。写真ではわかりにくいですが、やや前傾気味に配置されています。バックパックを背負って歩きながら水筒の出し入れがしやすい構造だそうです。
また、ウエストベルトにも小型のポケットが用意されているのでスマホやイヤホンなどを入れておくのに便利です。
レインカバーはついていなかった

現行モデルはどうかわかりませんが、ぼくが買った旧モデルではレインカバーは標準装備ではありませんでしたので別売りのものを買いました。ちょうどロゴが切り替わるタイミングだったので、旧ロゴは手に入らず。バルトロ本体は旧ロゴなのにレインカバーは新ロゴ。
購入したバルトロ75に目一杯収納してもいいようにちょっと大きめの80L用レインカバーを買いました。

グレゴリーの大型バックパックバルトロ75まとめ
ということでグレゴリーの大型バックパックバルトロの購入レビューと使い方についてまとめました。
たまたま立ち寄ったショップで、「旧ロゴ」の「ネイビー」の「75L」という購入意欲駆り立てる三条件が揃って、しかも30%オフだったので出会って4秒で決済して背負って帰りましたが大満足。
バックパックだけでなくデイリー使いのリュックなどもおすすめを聞かれたら「GREGORYがいいぞ」と言いまくっています。リュックに特化したブランドだからこその安心感とレパートリーがありますので、新しいカバン選びの時の参考にしてみてください。
バルトロ75を背負って半年ほど日本を離れます

今回買ったバルトロ75に必要な荷物を突っ込んで、半年ほどカンボジアへ行ってきます。
目的は学校のない村での小学校建設。
活動の様子はブログでまとめていきますので、是非とも応援してください。
それでは、いってきます!
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