この日は泊まっている宿で自炊朝ごはん。
先日、もっくんにお土産でもらった生胡椒ペーストを、家まで我慢できず開けてしまいました。
プテア・マリスの家主マリスさんが料理上手で、ウチの奥さんがクメール料理を習いたいってことだったので、数日前にレッスンをお願いしておきました。今日がその日です。
トゥクトゥクに乗って市場に買い出しに行くところからスタート。
この日に行ったのは、ダム・クロラニュという市場。ストリート30をちょっと入ったところにあります。長年カンボジアにいたけど、ここの存在を知らず初めて行きました。
所狭しと並んだ売り場。その間をバイクが何台もすり抜けていきます。危ないったらありゃしないんですが、誰も文句を言わないので、そういうものとして成り立っています。
魚。
野菜。
肉。
アヒル。
寒天みたいな甘味。
日用品。
服。
靴下とか下着とか。とりあえず市場に来れば大体何でも揃って生きていけます。レッツ移住。
どこの市場も大体同じ感じだけど、知らない市場巡り楽しい。
帰りに、先日奥さんが行っていたカフェでコーヒーを調達。
超絶コンパクトなエスプレッソマシンで、手際よくコーヒーを抽出。人気店らしく、人がいっぱいいました。
買って来た食材達でクメール料理を作ります。
この日の献立は
- プリアサイコー(牛肉サラダ)
- チャートロップ(ナスとひき肉の炒め物)
- カボチャプリン
マリスさんから何を作りたいか聞かれて、日本でも再現しやすそうな上記をリクエストしましたが「え?簡単すぎない?本当にそれでいいの?」と何度も聞かれました。
もっと手の込んだ本格クメール料理を教えたかったらしい。
クロマーを巻いてレッツクッキング!
中華包丁初めて使いましたが、包丁自体の重みで楽に切れていいです。ほしくなりました。
チャートロップのナスは、油で焼くより炭火で焼いたほうがうまいってことで、マリスさんは先ほどの市場で七輪も買っていました。ナスを焼くためだけに炭火を起こすほどの気合い。
その気持ち、よくわかります。なぜなら我が家もカンボジア生活時代に持っていたからです。
プリアサイコー。ドクダミの香りがいい感じ!
こちらがチャートロップ。
これらをマリスさんと奥さんのあやこさんと4人でいただきました。2品とも今まで食べて来た中で一番おいしかったので、日本でも作って極めていきたい。
午後は奥さんが引き続き、マリスさんご指導の元、カボチャンプリンを仕込みます。
ぼくは子守。
その後、カンボジア人の友達が遊びに来てくれました。なかなか予定が合わせられず、今回は無理かなって思っていたけど、どうしても娘に会いたくて来てくれたらしい。
いつも通り、家族全員お風呂を済ませて夕飯へ。
お風呂終わってトゥクトゥク送迎で出かけるの贅沢すぎる。子がいると、外出も終わりが決まっているので、ダラダラしなくていい。
この日は、ぼくらが本帰国した後にできたWILDというお店。
WILDは春巻き専門店で、生・揚げそれぞれいろんなラインナップの春巻きが楽しめます。
欧米系のお客さんが多く来ており、やはり何かやろうと思ったらこのくらい尖ったビジネスをやらないとだねみたいな話をしました。
今夜は、在住時代に遊んでいた同世代の人たちと。
サッカースタジアム作ったり、校長先生になったり、プロジェクションマッピングが楽しめる施設を作ったり、みんなすごい頑張っていました。
何かに向かって頑張っている人たちと食べるご飯はやはりうまい。できないことをできるにかえるために、動き続ける姿はイケていました。
それぞれの道で頑張って、また笑って再会し、いつまでもうまい飯を食える関係でいられるといいですね。
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