前日早めに寝たので、5時にスッキリとした目覚め。部屋でパソコンをカタカタした後、ホテルのジムへ行って体を鍛えます。
朝ごはん。この日は前日のような後先考えず持って行ったり、割り込んだりする人もいなくて気持ちのいい朝でした。
1歳の娘も食べられる食材がいっぱいあって助かる。奥さんがキレイに盛り付けしてくれました。
チェックアウトまでの時間まで娘はプレイルームへ。
日に日に遊び方を学んでいく様子。楽しそうで何より。
娘と奥さんがプレイルームで遊んでいる時、ぼくは残りの仕事をやっつけておきました。前日ほど時間がかからなかったので、終わったら部屋に戻ってパッキングしたり、最後のホテル時間を楽しむなど。
シェムリアップに住んでいた頃は全く見向きもしなかったマリオットでしたが、今回ここのホテルを選んで本当に良かったと思いました。
奥さんも気に入ってくれた様子だったので、今後のホテル選びは「ウチはいつもマリオット一択ですね」と言えるくらいの親父になれるように頑張ります。
本当は16時までレイトチェックアウトができたのですが、次の約束があったので出発。
やってきたのはCafe Roly Poly。住んでいた頃から仲良くしてもらっている日本人夫婦が営む素敵なお店。
ここのビーフカレーを食べに来ました。トッピングは言わずもがな、ソーセージとオムレツ全部載せ。最高にうまい。
「大好きな人のやっている大好きなお店では惜しみなくお金を使う」という我が家の家訓に則り、食後のデザートも注文。
こちらはRoly Polyの名物、植木鉢に入ったティラミス。スコップの形のスプーンでいただきます。
こちらは不定期で登場する抹茶のチーズケーキ。たまたま今日はあるってことだったので飛びつきました。
スイーツのクオリティがシェムリアップの中でここだけ異次元すぎる。ホールでかじりつきたい。
「オーダーケーキで使ったいちごの残りがあるけど食べられる?」といただいたいちごをむさぼる娘。ありがとうございます。
オーナー夫人に抱っこしてもらったり。
特に待ち合わせしていなかったのに、会いたい友人がたまたまやってきたり。
楽しい時間はあっという間。いろいろビックリな報告もありましたが、次は千葉県野田市においしいスイーツを求めていこうと思います。
この日からお世話になる新たな宿のドライバーが迎えに来てくれて次の場所へ。昼下がりの川沿いをトゥクトゥクで走るの気持ちいい。
やってきたのがここ。カンボジア人の旦那さんと日本人の奥さんが営む民泊「プテア・マリス」。Airbnbで予約ができます。
部屋にバスタブや冷蔵庫があったり、キッチンや洗濯機が共同で使えたりして子連れや自炊する人にありがたい空間。
部屋に用意してくれてあったボールを見つけて大はしゃぎの娘。クメール語の刺繍の入ったかわいい布のボールが素敵だったので、帰るまでに見つけて買って帰りたい。
絵本も用意してくれてあったので読み聞かせ。はらぺこあおむし、キャラとしては認知していましたが、物語は初めて読みました。暴食はよくないってことを学びました。
奥さんが「マリオットの冷蔵庫におやつとかタッパー忘れた!!!」ってことだったので、娘と一緒にトゥクトゥクに乗ってホテルまで行って奥さんに1人時間を与える作戦。
プテア・マリスの場所は配車アプリだと呼んだり指定したりしにくいのですが、この時のドライバーは人柄がおだやかで安全運転だったので「倍額払うからちょっと待ってて、帰りの乗せて」とホテル到着後に交渉。
忘れ物を回収後、笑顔で待っていてくれたドライバーの運転でスムーズに帰路につきます。
Grabアプリは乗車後に1,000リエル(0.25ドル)からチップが払える仕組みがいい。しかも乗車代と合わせてクレジット決済できるので「おつりがない」というカンボジアあるあるな現金のやり取りをしなくて済むのがいい。感謝の気持ちを込めて多めにお支払いいたしました。
いい人に巡り会えると気持ちがいいので、自分も会う人会う人にとって気持ちがいい人間でありたい。
部屋に戻って取ってきたおやつを頬張る娘。足の組み方がいいよね。
家族みんなお風呂を済ませた後はマリスさん(家主)の運転で外出。
まずは明日の朝ごはんなどを調達しに、アンコールマーケットというスーパーへ。入店した瞬間にかいだこのお店の匂いが住んでいた時のいろいろを思い出させて、当時の記憶が鮮明に蘇ってきました。
- 仕事がうまくいかず、ひもじい思いをした期間
- 歯痒さと苛立ちが溢れて酒がないと眠れなかった夜
- 見て見ぬふりできず戦った理不尽や不誠実
- 疲れて帰って味わった奥さん(当時は彼女)の手料理
- 謎の流行り病と隕石が落ちたような大工事と意味不明な外出制限ルール
- 好きな人たちが会いに来てくれて夜遅くまで語り合った未来
- ここでの生活に区切りをつけて日本で暮らすことにした決意
特にスーパーって自分たちの食と住を支えてくれていたわけで、その街から離れて何年経っても「確かにぼくらはここにいた」という強烈な感情が込み上げてくる。
楽しかったこともしんどかったことも、今となっては全てがいい思い出と言えるのは、その時々を必死に生きて、支えてくれた人と街が今もそこにあることで自分の中の故郷として心の中に置いておけるからな気がします。
だからどこへ行ってもそこにいる人、そこにある物を大切に扱って、誰かの大切な人や物まで大切に扱えたら、くだらない争いなんてなくなるのかもしれないですね、という思いにさせてくれるアンコールマーケットてすごくないですか?
買い出し後、本日最後の約束の場所へ。国道6号線沿いにある鍋屋さん。
カンボジアでは鍋料理が人気ですが、個人的にはいろいろ食べてきた中でもここが一番好きで、途中からはここしか行かなくなりました。
この旅が決まった直後も「鍋屋は絶対行こう」と夫婦で意見が一致したお店。
そして待ち合わせはこの人。シティプレミアムゲストハウスでお世話になりまくったミナさん。同じ静岡出身ってこともあって、ゲストハウスが閉業したり、ぼくらが日本に帰ってからもずっと途切れずに連絡をとっています。娘を抱っこしてもらえました。寝起きで泣いてるけど。
金子さん、いい加減連絡くれよな!
もう一つこのお店で嬉しいことがあって、ぼくと奥さんが入店するや否や「あなたたち、久しぶりに来たね」と話しかけてくれた店員さんたち。
確かに2人でよく行ってはいたけど、2年ぶりに来ても覚えていてくれるとは。今は日本にいること、久しぶりに旅行できたこと、家族が増えたことなどを話しました。
マリスさんが迎えに来てくれて、夜風にあたりながら宿に帰ります。トゥクトゥクって本当最高の乗り物だよな。
娘は帰宅してすぐ爆睡。寝やすいのかそれ?
部屋に用意してくれてあるおしゃれな容器で紅茶を淹れ、奥さんと語らいながら就寝しました。
娘が少し疲れてきたようなので、明日の午前中は予定を入れず部屋でのんびりするつもり。
次の日
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