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40歳以降で目指していきたい暮らし方

今後目指していきたい暮らし方をまとめておきます。

全ての実現は今年1年ではなかなか難しいとも思うので、長い目で見てこんな生活ができたらいいなと思っている感じです。

ぼくなりの人生後半の戦略書的な。

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変化の少ない暮らし

今後はできるだけ変化の小さな暮らしをしていきたい。これは今年の抱負にも書きました。

変わっていくこと

ぼくももうすぐ40歳になり、人生80年としたら折り返しです。そんなこと言っても100まで生きるかもしれないし、今年死ぬかもしれない。そんなのは誰にもわからない。

だからこそいつだって自分が目指す人生の目的に向かって生き、目的に沿った選択をし、今のベストを尽くしていくしかない。

で、とにかく今後はますます加齢に伴う自分の変化に戸惑いなども出てくるでしょう。もちろん諦めているわけではないです。40代も50代も60代も、そしてその先もいい人生にしたい。

だけど人にはその時々でやれることが違います。10代の頃アルバイトしまくって寝不足で学校行って放課後部活行って、そのまま夜飲み会に行けたかもしれないけど、今後はそういう無茶は効かなくなってくる。

20代の頃、ヒッチハイクで移動したり安宿のドミトリーに泊まって酔っ払っていることが楽しかったけど今は違う。

30代前半の頃、高収入とハイテクな暮らしを目指してガムシャラに働いてみたけど今は違う。

若い頃と同じく「最高の人生にしたい」「毎日を楽しみたい」という気持ちを持ち続けることは大事かもしれないけど、若い頃と同じようにはなかなかできない。できないというか、やりたいことはその時々で違う。

変わらないこと

若い頃と同じことを年取ってからもしようとするのは、それは加齢への抗いではなく、ただ現実を受け入れないだけの悪あがきにも感じる。やってみたところで、若い頃と同じような楽しみ方はできないかもしれない。

じゃ受け入れた上でどうするか?それは若い時と変わりません。最高の人生にするために今しかできないこと、今だからできることをやる。

老はいずれ誰にもやってきます。それを受け入れる準備なく、急にいろんな変化が来たらそりゃ体だけでなく心も一気に衰えそう。そうなりたくないので、ここからは緩やかな下降傾向を目指していく。ずっと上昇志向でやってきたけど、後半戦は違う戦い方をする。

そのキーワードが変化の少ない暮らし。できることが減ってくるなら、年をとってもずっとできることをより一層大事にした方がいいと感じるからです。

そのためには?

変化の小さい暮らしをしていくために、どんなことをしたらいいかを考えてみました。

1.買わない暮らし

まず一番目指したいのがここ。残りの人生を生きていくのに必要なものは大体揃ってしまったと思います。今あるもので向こう10年は余裕で暮らせる。もしかしたら20年。

20年後ってほぼ60なので、もう老後界隈。その頃になってまた更に足りないものって出るのだろうか?そう思うとあくまで現時点での推測に過ぎないけど、生きていくために必要なものはもうほとんど揃ってしまっていると思う。

と言っても食材とかトイレットペーパーとかは無くなる度に買い足さなくてはいけない。厳密には、トイレットペーパーはなくなる前に買い足さないと自分のケツが自分で拭けなくなる。

あとは靴下に穴が空いたり、パンツのゴムが伸びたりしたら買い替えなくてはいけないと思いますが、多分その程度。

なので今後も買わなくてはいけないものとしては、食費と最低限の日用消耗品など。人が生きていくのに必要なものは大して多くないのだと感じました。

2.ゴミを出さない暮らし

買わないようにするのと同じくらい、ゴミを出さないようにしたい。

え?何溜め込むってこと?って思われるかもしれないけど、そうではなくて、今ある物をできるだけ長く使っていく暮らし方です。

壊れたりしても簡単に書い直したり捨てたりするのではなく、直しながら使ったり違う使い方したり。使い込むほどにモノは輝き、おしゃれになっていくというおまけ付き。時間をかけた味には敵わない。

もしかしたら貧乏くさい印象を抱かれるかもしれないけど、そうやって今ある物を大切にすることで、先述した買わない暮らしはさらに加速していく。買わないって大事。

何かをポチッとすればダンボールや緩衝材など多くのゴミが出ます。ポチらなくても商品パッケージなどのゴミは出ます。買ったものでさえ、本当に必要なものでなければその内ゴミになります。ゴミは人を表す。ゴミ袋の中には、その人の意思が詰め込まれています。

もしかしたらぼくらは、お金を払ってゴミを買っているのかもしれないですね。

3.電気に頼り過ぎない暮らし

電気は便利で必要不可欠なものになっていますが、なくても生きていける知恵をつけておきたい。電気を全く使わないというのは今の自分には難しいので、電気に頼りすぎない暮らしを目指していきたい。

別にこういう生活って誰かに見せびらかすためとか、自分をよく見せるプロジェクトの一環としてやるものではないと思うので、まずはできる範囲で家の中のコンセントから抜けるものは抜いていって、最終的にはソーラー充電で溜め込んだポータブル電源から必要な時に必要な分だけ使えるといいなってのが今考えているゴール。

「完全オフグリットな村を作ってます〜」って口で言いながら、実際それでは暮らしていけないから近所でアパート借りてるみたいなヘンテコな生き方はしたくないので、完全にゼロにできないなら使う時は使うって言えばいい。

それを実現した自分はどう生きている?

何らか達成したい目標がある場合、どうやったらできるかよりも、達成した自分はどう生きているかをイメージする方が大事。イメージできることは叶います。達成した先を見よう。

1.将来の漠然とした不安なく生きている

買い物は必要最低限でサイズダウンした暮らしをしていけば、生活コストは大きく下がります。余ったお金は全てインデックス投資に回しておけば、あとは時間をかけてお金がお金を産んでくれる。

稼いだお金は全部使うと決めて、生活を便利にしてくれるものや楽しそうなことにオールインしてきましたが、今後は使い道を変えていく。

そうやってちょっとずつ溜め込んでおけば、大富豪みたいな暮らしはできなくても「まあ死ぬまではなんとかなるか」と思える暮らしは実現できそう。

将来の漠然とした不安が解消できるだけで、今を生きていく余裕が生まれて目の前の人とかに優しくできる余裕も増えるのでいいことだらけ。

本当は新卒で働き始めた頃から、毎月少額でも貯蓄や投資ができたら今すでにもっと余裕があったりするんだろうなと思ったりしますが、今になってこういう考え方になったのも若い頃にお金を使いまくってやりたいことをやりまくってきたおかげだと思います。貯金ばかりしていたら金は溜まっても思い出がなくて寂しい。

お金で苦労しまくりましたが、やりたいことは結構やりきってきたとも思えるのでもうすでに「ああいい人生だったわ」とも思える。

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2.奥さんと田舎でのんびり生きている

そして今後も奥さんと仲良くのんびり暮らしていきます。舞台は田舎。家の前に畑のある家で家庭菜園やりつつ、午後は一緒に散歩に行って三食自炊したご飯を食べて、毎晩お風呂にゆっくり浸かって寝る。この繰り返しがあればいい。

野菜が多めに取れたりしたらご近所に配ったり、自立して家を出た子ども達に送ったりできるといいですね。

ちなみに買うものは必要最低限と書きましたが、別にケチケチしまくって奥さんや子どもに対しても無理な節約を強いるって話ではないです。むしろ人には惜しみなく使う。

3.過剰分は世に分配していく

残りの人生の期間と相談しつつ、譲れるものは早いうちから人に譲っていこうと思います。

この辺はまだ言語化しきれていませんが、自分の子に譲る、寄付をするなど。

特に寄付は大事だなと思っていて、ぼくはカンボジアに小学校建設をする際にクラウドファンディングで300万円以上のお金をいろんな人たちから出してもらいました。なので少なくとも300万円は同じように資金を集めている人たちに還元したい。

変化の小さい暮らしのまとめ

人はお金を稼ぎながら健康を蔑ろにし、稼いだお金で健康になろうとする不思議な習性があります。

偏った食事、睡眠不足になる働き方、飲酒や喫煙、運動不足など。で、お金をかけて病院へ通ったり、健康器具やサプリを買い漁ったり。そんなことよりバランスの取れた食事を食べて、しっかり寝て、それなりに体動かすだけでお金もストレスもかけずに健康になれると思う。

要するにぼくにとっての変化の小さい暮らしとは、周りに流されず、足るを知った身の丈にあった暮らしをしていくということです。

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