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【87日目】ちょっといろいろ嫌になってしまった日

昨日の夕方、買い出しから帰ってから見かけないなって思ってたホンさんとロムさんは今朝もいない。

ムンさんちに行って聞いてみたら「ポイペトに帰った」らしい。チッ!またかよ。

理由を聞いたら「家族に会いたいから」だと。

知らないよ。

この間帰ったじゃん。

その前もチャイニーズニューイヤーで3〜4日帰ってたじゃん。

なんなら奥さん、子どもも会いに来てたじゃん。

もう時間がないってことを伝えたのに昨日は二日酔いだし、今日はいないし。

工期は伸びてしゅういちやくるみは完成を見れずに帰って行ったし、遙は二回もチケット破って残ってくれているのに、なんでその状況で勝手に休んで帰れる?

多くの仲間達が完成を心待ちにしているし、一生懸命手伝ってくれていたのに、全然伝わっていないのかなって思ったら悲しくなってしまった。

ちょっと話は変わって、村でいつも水を買う店では、いつも12本入りを3500リエルで買う。

今日も同じように買いに行ったら「新しい水だから4000リエル」って言われた。

「新しい水」という概念がよくわからないけど、昨日までは古い水売ってたの?と思った。

本当なのかウソつかれてるのかよくわからないけど、差額の500リエルは12〜3円だから別にそんな細かいことまで言及したくないけど、言われた金額をそのまま出してたことに調子乗って来てるんだったら悲しい。

とかそんな見方になってしまう自分が悔しい。

「外国人価格」が存在するカンボジアだから、多少高く言われるのは仕方のないことだとは思う。

でももし、3年も出入りしている村で急にセコセコお金取ろうとしてるならなんて悲しいことなんだと思ってしまったりもする。そんなこと思いたくもないけど。

言葉の違う国で何かするってのは本当に簡単なことじゃなくて、言葉だけじゃなく文化が違えば常識も違って、言葉が分からなければ伝えたいことも伝えられない。

結局世間知らず、力不足の自分が悪いんだけど、簡単にわかるウソやその場しのぎのテキトーな返答ほど信用を壊すものはないとも思う。

できないことは言わなければいい。

もしくは、できないならできないと言えばいい。

ぼくの周りには、ぼくにはできないこともできる人がいて、ぼくが困っている時には手を貸してくれる人がいる。

だからぼくにできる何かで、困っている人の力になれれば嬉しい。

話を元に戻せば、ホンさんたちの「家族に会いたい」って気持ちは素晴らしいことで大切な気持ちだと思う。

でも自分がこうしたいって気持ちだけでは、ぼくは動けない。

自分ができないことを、この状況で簡単にやれてしまう人。それが悔しいのかもしれない。

本当に終わるのかな…

もし終わらなかったら、ぼくは大切な仲間の結婚式の参加をキャンセルして残るするべきなのかな。

背負ってるものや大切にしたいものの境界線がわからなくなってしまった。

まさかの大工さん不在の1日で、村の人たちのことまで怪しく見えてしまった自分が嫌だけど…

素直に書いて本当そんな1日だった。

ちくしょー!

本日の作業現場

ホンさんが数日前から呼び寄せた3人のカンボジア人たちのおかげで作業自体は地味に進んでいる。

壁の側面が完全にモルタルで隠れてレンガが見えなくなった。

遙たちもできることコツコツやってくれた。ありがとう。

カンボジア小学校建設87日目

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