
昨夜から再び村ごもり(通称、合宿)が始まったんだけど、バイクが一台しかないので、昨日頼んでおいたホンさんが迎えに来てくれた。

自慢のサイドカーで。

こんな感じで移動しています。

こういった乗り物は地味に参加者に人気。
皆さん、ぜひホンさんのサイドカー乗りに現地へ来てください!安全運転間違いなし!
ついでに学校も一緒に建ててください!
本日の建設現場

学校に着くと、すでにロムさんとテラーは準備をしてくれていて、今日は真ん中の教室の教壇をモルタルで固める作業。
まきの呼びかけで、モルタルがいい感じに馴染むまでの間にラジオ体操第一。準備運動大事。
やましょうがなぜか前傾姿勢。体幹弱すぎ。

その後は恒例のバケツリレーで流し込むんだけど、今日もまたとんでもなく暑い。
野球部の夏の練習並みに。

こいつらは、野球部なので多分この程度の日差しは大丈夫。ですよね?古谷さん?

作業の途中、昨日バンコクに着いたしゅういちから、今から次の目的地へフライトだと連絡をもらった、まさにその時。
しゅういちが心待ちにしていた屋根の資材が届いた。

注文通りの青い屋根。瓦やトタンではなく、ラスレルーフという素材の屋根を使用。
カンボジアの言葉ではないらしいけど、カンボジアの人たちはシープローって呼んでいた。
瓦より軽くて、トタンより強く、日光の光を溜め込まない。
耐熱性・耐久性・軽量性のバランスが取れた素材。
瓦は重くて割れやすかったり、トタンは安いけど錆びたり、雨の音が響きやすかったりする。
今回取り寄せた素材はポリカーボネートなので錆びないし、雨の音も響かない。
色は訳あって青を選択。一般的なカンボジアの学校はエンジっぽい屋根なので見た目が違っていい!
しかも思っていたよりも鮮やかな青で大満足!早く設置したい!

屋根のサイズ感です。チビーズたちと比較してこれくらい。
何かの参考にしてください。

屋根の取り付けに向けて、天井では今日も命綱なしで頑張ってくれる人たちがいます。

下ではこの二人の頑張りにより、午前中でもう一つの教室の教壇へのモルタルの流し込みが終わった。この二人のチームワークも絶妙。

そして!昼ごはん食べながら遙が一言。
「バスチケット破ります!(てへぺろ)」
チケット破りの人、出たーーーーーーーーーーー!!!!

ってことで遙は帰国日を伸ばして、25日以降もカンボジアに残ってくれます。
昨年12月くらいから絶えず誰かが来ていてくれた学校建設。
今一緒にいる遙、アキくん、やましょうが帰国した後は今の所誰も来ない。
今月中には終わらせるぜ!とか言ってたけど、本当に自分の帰国にすら間に合うのか不安になってきた。
「あと何%くらい作業残っているの?」って聞かれてもよくわかんないけど、とりあえず…
- 梁から屋根までのレンガ積み
- 壁塗り
- 窓、ドア、雨避けの設置
- 屋根の設置
- 廊下、階段、スロープ仕上げ
- ペイント
…まだ結構残っているじゃねぇか…
そんな感じの作業が待ってるんで誰か来て下さい。

午後からは、地味な鉄筋の枠組みづくり。
これまでもたくさんの人が組んでくれた鉄筋たちは、ちゃんと柱の一部になってますよ!
見えない部分だけど、みんなの想いはちゃんと形になっています。

やましょうが毎晩トランプの大富豪をやりたがっていて、おかげで寝不足です。
日中もっとこき使ってヘトヘトにしてやろうか!
古谷さん、やましょうを叱りに来てください。

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