朝イチで娘が何かを訴えかけてきます。え?何?帰りたくないって?
わかるよ。このまま東南アジアで遊んで暮らしたいよね。
そうは言っても現実は残酷です。歩いて3分で駅。
今日ほど世界中の交通機関が止まってしまえばいいのにって思ったことはないですね。
無情にも電車もチェックインも全てがスムーズ。
空港で娘が名残惜しそうに見上げていたものとは…
めっちゃ好きじゃん、これ系の類。
この旅中、娘のおかげで上級会員と同じ扱いを受けられました。ありがとうございます。
制限エリアに出てからは、ターキッシュエアラインのラウンジへ。プライオリティパスで入れます。
ここで家族みんな朝ごはんを食べます。今回の盛り付け例。
娘はこの日も奥さんが握ってくれたおにぎりから。
ターキッシュエアラインのラウンジ、初めて利用しましたがご飯がおいしいし、人が少ないので静かで快適でした。また利用したい。
搭乗。一応、バシネットの席を予約したはずなのに普通の席でした。
ああ、さよなら麗しのタイランド…また来年。
シェードをあげてくださいってスタッフの人に何度言われても上げ下げし続ける娘。
一つ気になったのは、前の席に座った日本人女性が徐に「飛行機 赤ちゃん うるさい」で検索したこと。いや、人のスマホを盗み見るつもりは全くなく、座席の角度と椅子の隙間とスマホの持ち方といろんな兼ね合いから見えてしまっただけなんですけど、別に大声出してうるさくしていないのになんだったんだ…
安全のしおりはちゃんと読むタイプ。
おやつ。ピッコロに置いていかれた孫悟飯の食べ方。
機内食。あまり食べないのですが、次の乗り継ぎ地まで時間があるのでお昼ご飯として。ぼくはチキンライスを選択。
奥さんはシーフードヌードルを選択。
中国東方航空、毎回しれっと遅れたりご飯がまずかったり、安いだけの航空会社だと思っていましたが、今回は全て定刻通りだし機内食も質が上がったように感じます。
これで安いんだから文句なし。もっと活用してもいいなって感じます。
今回ラッキーだったのは、3人席でしたが自分たちだけで利用できたこと。隣がいなかったおかげで、離陸後は娘を寝かせたりできてよかった。バンコクから上海は4時間ほどあるので、ぐずり方によっては隣に気を遣いながらだとちょっとしんどいですが助かった。
上海到着後は行きと同じく中国東方航空のラウンジへ。
ここのMUヌードルがうまくて、この日家に帰ってから奥さんに「この旅で食べた中で一番おいしかったのは?」って聞いたら「MUヌードル!!!」と返ってくるくらいおいしかったです。
スープとドライの2タイプありますが、個人的にはドライが好き。
先述した通り、中国東方航空のイメージが良くなっているので、今後はあえて乗り継ぎとして利用して安くおいしくお得に海外行くのありだなって感じます。
腹を空かせた怪獣は、椅子に座っていられないほど。
※この後ちゃんとおろして食べさせました。
このラウンジはキッズスペースがあるので、小さい子ども連れにも最適。飛行機乗る前に発散させておきます。
最後の飛行機も定刻通り離陸。ありがとう、乗り継ぎ地上海!
ここでバシネット登場。上海→福岡は近すぎてバシネット使える時間も短い。バンコクから上海の時にほしかったです…
そんなこんなで無事に帰国。
日本を出た日の朝が寒すぎて、帰国日の夜の気温にビビりまくっていましたが、思ったほど寒くはなくてスーパーラッキー。
国際線ターミナルから地下鉄の駅までシャトルバス。
地下鉄からJR線を乗り継いで帰ります。
子連れになって思ったこととしては、エレベーターを使わなくてはいけない回数が爆増したこと。エレベーターとは便利そうに思えて不便な乗り物で、一回で待っている人全て乗り切れずに待ち続けたり、途中の階から乗ろうとするとすでに先の下位から乗っている人がいて乗れなかったり、時間を失う乗り物です。この反省から、ベビーカー以外の時は使わないほうがいいなと思いました。
理由としては
- 時間の無駄
- 時間だけでなく体力も失う
- 本当に必要な人が乗れないのは本末転倒
だからです。自分の足で歩ける時は歩く方が全人類にとっていいに決まってる。
ベビーカーを持たなければ、子を抱っこしてエスカレーターでもいいのですが、この日はエレベーターを2列で止まって登っている中、ちょっと失礼とか言いながら列をかき分けて登っていく狂ったおっさんがいたりして怖かったです。
とまあ、家から出ればいろんな人がいますが、それもまた旅。
そこで感じたことを感じたままにせず、自分なりの「ちょっと世界がよくなりそうな行動」に繋げてこそ、旅に出ていろんな人に触れる意味があると思います。
ということで定刻通り空港へ着いても、地味な移動に時間がかかって最寄り駅に戻ってきたのは23時過ぎ。
娘は途中から爆睡でしたが、2週間体調を崩すことなく元気に一緒に旅ができて本当によかった。
食べられるものが増えたり、できることが増えたり、いろんな人に抱っこされていろんな刺激があったことでしょう。
一人旅の時や奥さんと2人で旅をした時とは違う頭の使い方をしなくてはいけないことも多々ありますが、子連れになってまた別の楽しみ方を見つけたいい旅でした。
来年もまたみんなで楽しくお出かけしましょう。
最後に、この旅中に関わったり助けてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
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