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37歳の抱負は「現状を楽しめる人になる」

本日11月5日で37歳になりました。ありがとうございます。

アイキャッチ画像は実家から届いた。うまい。

毎年書いている「その年の抱負」と「その歳の抱負」。

その歳の抱負では毎回、今後どう生きていきたいか?を言語化しており、今年は「現状を楽しむ」が採用されました。

37歳の抱負の「現状を楽しむ」とは

現状を楽しむためには、余裕を持って生きる必要がありそうです。

1ヶ月前に子どもが生まれて、3人と1匹暮らしが始まりました。

奥さんのお腹に子どもがいるとわかると周囲からは「子どもいると毎日慌ただしくなるよ」「自分の時間がなくなる」「家の中がカオス」「一日があっという間に終わっていく」など余裕がなくなりそうな情報ばかりをいただくことが多かったです。

実際に子どもがやってきてからは、3時間毎の授乳を中心に大人の生活が組み立てられるようになり、生活リズムがガラッと変わりました。

授乳、おむつ交換、抱っこ、沐浴などをしながら自分たちのご飯を作ったり、家の中を整えたり、仕事をしたりしていると、やることが増えた分だけ時間も余裕も無くなっていきます。

余裕がなくなると、今を蔑ろにしてなんとなくやり過ごしたり、目の前のことをただこなすだけになったり、その場しのぎのような日々を過ごしてしまいそうと思いました。

そんなのは嫌だ。

現状を楽しめていないから現実逃避をしたくなる

何かの本で、「旅行や買い物や外食などでリフレッシュしたくなるのは、慌ただしい日常に追われてその現実から目を逸らすための現実逃避である。

だからそんなことをしても日常に戻ればまた心が落ち着かない」みたいな文面を見てから、確かにそうかもしれんと思って、日常をもっと楽しもうと思うようになりました。

今日も奥さんからは「誕生日なんだから、久しぶりにサウナとか行ってきてもいいよ」と言ってもらえたのですが、全くそんな気が起きません。

子どもを奥さん一人に任せて自分だけ出かけるのが申し訳ないとかそんな理由ではなく、前だったら自分にとって息抜きになっていたことが息抜きではなくなっていることに気がついたからです。

旅行したいとか、家系ラーメン食べたいとか、サウナや温泉行きたいとかそういう非日常的な楽しみが自分の欲の中から消えているのです。

それよりもいつも通り奥さんと一緒にご飯を食べたり、娘の顔を眺めたり、ゆっくりコーヒーを淹れて飲んだり、自分の部屋でゆったり読書したり、家のお風呂にのんびり浸かることの方が癒しになっている。

それは多分、逃避したい現実がないからです。

サウナに行かなくても整っている状態。無敵。

現状を楽しむためには余白が大事

ただし、そんな現状も余裕がなくなると慌ただしい日常と化し、イライラや不安や悩みの原因にもなります。

そうならないためには、余白を持って生きることが大事だと思いました。

ここでいう余白とは、何かに追われていない状態です。

何かに追われないためには、やるべきことを少なくしておかなくてはいけません。

「やらないことを決める」とも言えます。

あれもこれもと欲張って詰め込まない。

それは予定もそうだし、食事もそうだし、クローゼットやカバンの中身もそうだし、頭の中の思い込みや考え事(こうでなくてはならない・こうあるべき)などもそうです。

日常のあらゆるところに余白を作ることで、いつでもどこにでもなんにでも対応できるニュートラルな状態を維持したい。

そうすればあとは、行きたい方向にハンドルを切ってギアをドライブに入れたらアクセルを軽く踏み込みだけです。

まとめ:現状を楽しむぞ

「子どもがいるとなかなか思うようにいかない」「子ども育てながらは余裕ないから無理」みたいな言い訳を並べて現状を変えようとしないまま無駄な歳月を過ごすような真似はしたくないので、奥さんと娘と愛猫と過ごす現状をこれからも楽しんでいこうと思います。

現状をもっと楽しむためのお祝いは以下よりお願いします。

北川勇介のほしい物リスト

過去の誕生日

36歳の誕生日にいただいた猫のケーキ
35歳の誕生日に食べた天ぷら
34歳の誕生日に食べたすき焼き
33歳の誕生日にランカウイ島で飲んだお酒
32歳の誕生日に彼女と
31歳の誕生日会

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