タイトルを読んで一瞬でもいやらしいことを考えた人は禊のタイキックでも喰らって出直してきてください。
喰らいましたか?それでは本題に入ります。
今年も無事に歳を一つ重ねました。お世話になっている皆様、ありがとうございます。アイキャッチ画像はリクエストにお答えしてもらったすき焼きです。
34歳の抱負はやりまくる
毎年誕生日が近づくと「新しい1年間をどう生きたいか」ということをぼんやり考え始めます。
で、ここ最近を振り返ってみるとやけに効率化ばかりを考えていた気がするのです。
効率化はもちろん大事。やらなくても良い事は排除して、やりたいことややるべきことに集中したいからです。
ですが、効率化といいながら単に作業量が減ってしまっているだけでは?と思ったりもします。それでは意味がありません。
10の時間で10やってたとするなら8の時間で同じく10やる、もしくは10の時間を使うなら12やれるようになることが効率化だと思うのです。
だから作業量が落ちたソレは効率化ではなく、サボってるだけだろ俺!と思いました。
何をやりまくるの?
- 文章
- 写真
- 動画
- 音声
- 運動
これまでずっと仕事にしてきたものや最近新たに仕事に加わったものの中から、これらの成果物の総量を増やしたい。そのやめには「やりまくる」。
やりまくるためには、ずっとやっていられる楽しい物事を選べば良いのです。なんて簡単な世界。
人生は多分短い。けど、やりたくないことをやり続けて生きるには少し長すぎる。
小学生の時にドラクエをやり込んだように、自分の人生での経験値を増やしつつ、この素晴らしい世界を冒険していきたい。ぼくは世界を救う勇者にはなれないけど、遊び人は遊び続けると賢者になれるのです。
どうするの?
では具体的にどうするかということですが、多分場所を手放すと思います。場所というのはお店のことですね。まずはここから。
2017年、カンボジアに建設した小学校のある村の未来を支えるために「ものづくり」を始めましたがすぐやめました。在庫を抱えるということに物凄いストレスを感じ、自分には合っていないと思ったからです。
翌年2018年、ものづくりで感じた課題を克服するために「場所作り」を始めました。そこからもうじき丸3年。今度は場所を持つことにストレスを感じるようになりました。そもそもぼくが作りたかったものに、在庫や場所は必要だったのか?と感じたからです。
そんなものなくても、やりたいことをやりこむ環境や装備はもう目の前にあったのでは?しかも、ずっと前から。
そう。MacBookと一眼レフカメラとGoProです。これらを使ってやりたいことをやり込みます。
ぼくが作りたかったものとは?
ぼくはたまに「カンボジアの人たちのために尽力している人」と思われがちですが、そうでもないです。
現地の人と寄り添いながら生きていくっていうNGOっぽいことは、そういうのが向いている人がやれば良いのです。ぼくは同じ場所で同じことやっているとすぐ飽きるし、いろんな世界を見に出かけたい。
なので、たまーに行ってエラそうに「元気か?」って言いながら、後ろからカンチョーしてくる子ども達を追いかけて背負い投げしているだけで良いやって思うようになりました。
あとは年に一度の周年祭とか、支援が必要になった時にすぐに動けるフットワークとか、惜しみなく使えるお財布事情とか。それが叶えられるなら、カンボジア人と一緒になって働いたりカンボジアで何か作ったりしなくてもいいのです。
カンボジアで何かやるからってやることなすことカンボジアっぽくなくたっていいし、カンボジアにいなくたっていいということにようやく気がつきました。
カンボジアが好きだから、もう少しこの国で暮らすけど働き方は改めていこうと思っています。ぼくが作りたかったものは、自分が好きな場所で好きなことやりながら自分の好きなひと、こと、もの、ばしょを守れるライフワークスタイルでした。
気付いたら在住者になっていたけど、行ったり来たりしていた頃の生活に戻れるように算段を考え、やりまくります。
33歳の抱負は「無駄を削ぎ落とす」でした
この記事は1年前に書いたもの。33歳の抱負は無駄を削ぎ落とす、でした。
余分な事はやらないぞって決めてから家を引っ越しをしたり、紐靴履くのやめたり、暮らしが楽しくなるアイテムを揃えたり、好きなことがまたいくつか仕事になったり、お酒飲むのをやめてみたり、マイルを無駄にしないためにホテル暮らししたり、毎月何かに挑戦し続けたりして、嫌だなって思ったりストレスを感じるものをなるべく引き離してきました。
その結果、生活習慣や食習慣が整い、一番削ぎ落とせたのは実は体脂肪だったりします。
生活習慣が整うと1日が充実します。食習慣が整うと体調を崩しにくくなるので必然的にパフォーマンスも高まります。
だから無駄に夜遅くまで作業するとか、飯食う時間ないくらい仕事しなきゃいけないとかなくてゆとりを持って丁寧に仕事ができている感じ。すごくいい。
ある程度無理してもいけた頃の感覚のまま突き進むと、夢半ばに死ぬと思いました。忙しくして乗り切った先にゆとりがあれば良いけど、生きるために忙しくし続けてもしんどいばかり。終わらない多忙レースではなく、無理なく続けられる好きなことをずっとやっていたい。
人生は本当にどうなるかわからない。想像もつかなかった今を生きているけど、想像がついた人生通りよりも想像がつかないことの連続の方が案外楽しいのかもしれない。だってどうなるかもわからない選択肢をいくつも、自分に嘘偽りなく選んで積み重ねてきた今が幸せなのだから。これからも先なんか読めなくても安心して自分の選択を信じられるし、その選択はこれからの行動でいくらでも正解に変えていける。
ということで、今年も無事に一つ年齢を重ねました。お世話になっている皆様、本当にありがとうございます。北川勇介、34歳。やりまくります。
最後に毎年恒例のアレです。
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