【ブログ移行中】ここに書かれていない過去の活動は旧ブログへ>>>

【47日目】カンボジアの交通状況に慣れて危険予測能力を強化できる

今日はバイクに乗りながらふと感じたこと。

東南アジアを訪れたことのある人たちはわかると思うけど、あのカオス状態の交通状況。

ここカンボジアは、バイクどころか車の逆走も当たり前。ルール的には一応ダメだけどみんな平気でやっている。

信号無視も全然惜しくない。

信号が変わり切ってからも猛スピードで突っ込んでくる奴が多い。

カンボジアは右側通行なんだけど、右折は赤信号でも基本行けたら行け状態。

実際交通事故も起こるんだけど、この状況から想像する割には随分と少ないとぼくの肌感覚的には思う。

その理油の一つは「無秩序に思える中に存在する秩序」な気がする。

信号無視とか逆走とか日本人の常識で考えたら、無秩序極まりない。

この間来てくれたシュウさんと話してて合点があった一つもそこ。

日本の自動車学校で、ぼくらは「かもしれない運転をしなさい」と習う。

信号無視するかもしれない。
飛び出してくるかもしれない。
急に曲がり始めるかもしれない。

と言った相手の予測を立てて、自分を守ることを教わる。

でも、実際ぼくらの多くは「だろう運転」をする。

見えているだろうな。
止まってくれるだろうな。
大丈夫だろうな。

と言った具合に。

要は自分中心だ。

ぼくらは教習所で習っていてもできてない。

でもカンボジアでは、そんなこと細かく習っていなくてもできている人もいる。そりゃもちろん自分のことしか考えない運転する人もいるけど。

こうやって日本国内と海外の比較を出した時にいつも思うのは、どっちがいいとか悪いとかそんなことが言いたいんじゃないってこと。

お互いにいい部分も悪い部分も持ち合わせているけど、他から学ぶことも多い。

もちろんぼくら日本人が誇れることも多い。

相手の目線に少し立つだけで、防げるトラブルや事故もいっぱいある。

言い方悪いけど、ぼくは基本、カンボジア人の運転を信用していない。

だから走りながらいろいろ予測するようになった。事故を起こしたくないし、人を傷つけたくもない。

言葉の通じない国で、日本の常識が通じない国で、どっちが悪いとか、自分はちゃんと運転していたとか通じないから。

日本の常識で見たら無秩序でめちゃくちゃに思えることも、ここではちゃんと秩序が存在している気がする。

少し考えればわかること、できることにいちいちルールや縛りを設けるから、どんどん息苦しくなってしんどい社会になる。

カンボジアを含めた発展途上国といわれる国々で日々起きていることが、もしかしたら先進国と言われる国々の次の時代のヒントが詰まっているのだともぼくは感じる。

いろんな国のいろんな文化に触れることで、ますます自分の感覚が磨かれていくと思った。

ってことで最近グローバル化が進んでいる建設現場の様子を今日もお伝えします。

今日の作業現場

さて、今日の作業現場は再びグローバルな人材です。

年末は韓国人のギョンミンとホージュン。

先日はアメリカからザック、香港からホキ。

そして今日はシンガポール人のアシェリーが登場。

アシェリーはシンガポールの徴兵開けで旅にで始めた22歳。

ムキムキの肉体と可愛らしい笑顔が特徴。

大工さんたちが朝からとんでもないやる気で一気に作業を進めるので、予定していた作業は超順調。ガンガンコンクリ作って、ガンガン流し込んでいます。

途中しゅういちと「もしかしてこのやる気の出し方は、午前中で終わりにする気なんじゃないか?」って言ってたら本当に午後休みになった。

1日しか参加できないから何でも言って!とやる気MAXで来てくれたアシェリー。

今夜のバスでプノンペンに行くはずが、消化不良感で明日も手伝いたいとゲストハウスを延泊!溢れ出る想いがやばい!

作業中ずっと足場の下でバケツを持ち上げ続けてくれたしゅういちは、上からコンクリが降りかかってきて、危うくモニュメントになるとこだった。

いや、そのまま固めて学校のモニュメントになってもらおうかな。

ってことで午前中で上がって、宿に帰ってから爆睡昼寝タイムを設けたので今夜は元気そう。明日もこのメンバーで頑張ります。

昨日の朝食は差し入れでもらったペヤングとインスタント味噌汁にしたら、午前中全然気力が湧いてこなかったので、今日はおしゃれ?なベーカリーでモーニングしてから行った。

タプールストリートにあるここのパン屋さんおすすめ。

目玉焼きのセットで出てきたパンが固すぎて朝から顎を使いまくったからか、午前中の体力が驚くほど漲ってきた。朝起きた時は昨日より疲れていたのに。

やはり顎は大切でしょうか?

カンボジア小学校建設47日目

※過去記事を加筆修正して再公開しました(2025.4)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です