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カンボジアの小学校開校式でスピーチする様子

みらいスクールの開校式で伝えたかった言葉

2016年11月1日から、カンボジアに建設した小学校「みらいスクール」が開校して授業が始まっています。

その3日前の10月29日。

みらいスクールの開校式を行いました。

この開校式では、地区長、教育省の人、ぼくが喋ったんです。

「話が長い!」といつも言われるので、手短にと思いましたが、却って長くなりました。

感極まりすぎて、涙で原稿が見えない…

喋れない時間が長すぎて、結果持ち時間も長くなる。

今日はそんなことも思い出の一つとして、本当は話したかったことをここにまとめておこうと思います。

みらいスクールの開校式で伝えたかったこと

ロンデン村の皆さん、こんにちは。

ぼくがこの村の皆さんと出会って3年がすぎました。

ぼくは、初めてこの村に来た日のことを鮮明に覚えています。

皆さんはその時のことを覚えていますか?

(この辺からうまく話せてないと思う。3年間を思い出しちゃったから)

この村には小学校がないと村長から聞いて、子ども達はどうしているの?と尋ねました

「一部の子は遠くの学校に通っている。だけど、遠くて通えない子もいるし、交通事故も心配。」

「何か力になれることはある?」と聞くと、「子ども達が安全に通える近くの学校が欲しい」と言われました。

そんなことを聞いて、ぼくはこの村に小学校を建てることを決心しました。

あれから3年が経ちました。

その間、ぼくはお金を貯めながら、学校が建ってから「通えない」と言われないように井戸を掘り、道をつくりました。

初めはぼくを見て笑ってくれなかった人も、今では「家に遊びに来い」「ご飯を食べていけ」と言ってくれます。

日本から戻って来る度に、温かく迎えてくれてありがとう。

子ども達も「次はいつ来る?」って言ってたのに、最近は「次はいつ戻って来る?」と聞いてくれます。

ここはぼくの第二の故郷です。

(多分この辺から言えてる)

この学校はたくさんの人が協力をしてくれて建ちました。

それから、ここにいる日本人のみんなが開校式のためにお金を出し合って本棚を買ってくれました。

ぼくたちは何か困ったことがあれば、いつでもあなた達を助けます。

約束します。

だから、みんなで作ったこの場所をいつまでも大切にしてね。

みんなはぼくの大切な家族です。

みんなのことずっと信じてる。

みんなのことずっと愛しているよ。

本当にありがとう。


※この文章は英語で行い、カンボジア人に通訳をしてもらいました。最後の太字の四文字は自分でクメール語で伝えました。

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